エリザベート2016 東京 まあ様、ものすごい存在感!!

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いつ観てみもエリザベートは名作ですね!!宙組のエリザもよかった!!全体的にみなさん丁寧な役造りです。誰のマネとかではなく、個性を持ちながら役に生きていたと思います。

まあ様の黒髪トートが歴代にはなかったと思うのですが、新鮮だった!!シシイは美しいですが、一番はかないシシイに見えました。華やかなシシイが多い中、実物に一番近いかも、堅実に忠実に一人の女性を生きていると感じました。

主に気になった人物の感想を書きたいと思います。

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感想

トート(朝夏まなと)

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まあ様うっとりするくらい美しいです。トートって「死」なんだけど、美の象徴みたいに美しいです。歴代も素晴らしいですが、まあ様は、演技をそぎ落として無駄がないと感じます。ミュージカル「エリザベート」型があるのでしょうが、細かな小芝居に無駄がない。

カフェの場面、同志が集まるところで「奇遇です」というセリフも、単調で消え入りそうです。

もし、「死」が確かに形をもっているとしたらこんな感じだろうか。そんな風に感じさせる役造りでした。

シシイの部屋にいつの間にか潜んでいる時の手の動き、表情、「死」というのは、いつでもすぐ身近にあり自分が望んだ時に現れるものかも、自殺とはそういうものと感じました。

エリザベートに対しては、声を荒げたり、怒りの感情を出しますが、それは人間のような嫉妬とは違います。難しいですが、「待つ」ことが愛、なんですね。死にたくなる日を待つことがトートの愛。人間で言えば、相手の速度で受け入れること。

これって究極の愛ですね。エリザベートを観て、やっぱりトート閣下しかエリザベートを理解できないんだわ、と思いました。魂を救えない、そんな気がしました。

無表情、無味のトートに造りながら、まあ様、素晴らしい感情を教えてくれました。

エリザベート(実咲凛音)

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丁寧な役造りです。

等身大のシシイを感じました。今まで観てきて、皇后陛下にしか見えなかったのですが、初めてシシイの苦悩を感じた気がします。

人生の困難に立ち向かっている一人の女性。美貌を武器にしていますが、単純なことではなく、保つための努力は貧血になるほど苦しく険しい。武器を手にしても、たやすく浮気されてしまうむなしさ、くやしさがとてもストレートに表現されました。

努力は必要なんだけど、それが報われなかったとき、受け入れるしかないこと。皇后だけど、手に入らないものの方が多い。そういう喪失感を表情でよくわかりました。

エリザベートは華やかで人気はあるけれども、やはり「死」を望むほど苦悩や悲しみ、失望感が根底にあった、苦しすぎる女性を感じました。だから、ラストの泉の場面は一番ホッとした表情を見せました。

このとき、トートがもう少し感動してるように演じてほしかったのですが、わざと「俺のところにくるのは知っていた」と言わんばかりに平常心に見えました。これは、まあ様の解釈で冷静を装っているのかなと思いました。それもあり、かと。

フランツ(真風涼帆)

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若き日のフランツは違和感なく、笑顔も爽やかで好感がもてます。若くハンサムな皇帝は似合います。やはり後半が苦戦していたような。

話し方をゆっくりにして工夫したりしていますが、表情が乏しくて…

シシイの居室「扉を開けてほしい」と歌う場面、それほど疲れていないように見えます。もっと苦しんだ顔でないと!

夜のボートも、シシイを愛しているし理解してるつもりだ、でもわかってもらえないんだね。っていう悲しみが伝わらなかった。型どおりに演じていますが、真風さん的な工夫がほしい。オリジナル作品の方が、真風さんは生きるのでしょうか。

最終答弁で黄泉の帝王を前に「エリザベートは私の妻だった」と歌う場面、もっと狂気じみてもよかったのでは?

ルキーニ(愛月ひかる)

歌はうまいですが、高いキーになるとき、キンキンして耳障りに聞こえます。高い声がうるさい気がしました。譜面通り歌うより愛月さん風で歌いやすい方がキレイに聞こえると思います。

ルキーニは精神錯乱者なんですかね?トートに見いだされてうれしいのか、どちらかよくわからないです。私は後者だと思うのです。

ルドルフ(澄輝さやと)

今日のルドルフは桜木みなとさんなんですけれども!

21日前まで演じていた澄輝さんがよかったです。

ルドルフのイメージそのものです。ナーバスで常にイライラしている感じで、軍服がよく似合っています。銀橋でトートと歌うのは緊迫感があり、常に眉間にしわを寄せているのが、ルドルフの神経質さを表していました。

トートに話しかけるときだけ、ふわっとした柔らかい表情でいます。それが本当に寂しい少年時代を過ごしたんだと思わせます。

澄輝さん、センターパーツで金髪で、本当に美しい。これぞ男役です。

子ルドルフ(星風まどか)

澄輝さんに合わせて役造りしていると感じました。他のキャストさんでも合わせているのでしょうか。

ルドルフの寂しい感情を表情でよく出していました。

まどかちゃんは少年役が可愛いな~。お顔可愛いですよね。

ゾフィー(純矢ちとせ)

ゾフィーは男役が演じることもある存在感ある役です。娘役で純矢さんのようなベテランで美しい、どんな役もできる方貴重です。まだまだ頑張ってほしいです。

もっと怖いドスの利いたゾフィーでもよかったと思います。

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まとめ

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この場面のために「エリザベート」はあります。この場面は宝塚の神髄だと思うのです。「決して終わるときなど来ない、あなたの愛」がそれだと思うのです。

20周年の「エリザベート」ですが、初めてこの場面を観たときの感動は今でも忘れません。「死」を忌み嫌うものではなく、永遠の愛の象徴に高めたこの作品は、本当に素晴らしいです。

長い旅路の果てに掴んだもの、ひとそれぞれですが、私も愛だといいなと思います。

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