まもなく千秋楽、花組東京公演「邪馬台国の風」「Santé!!」2回目観てきました♪
私の心にこの古代ロマンとフランスレビューがすっごく気に入りまして。
でも願わくば、花組で2012年『CONGA(コンガ)!!』のようなラテンの世界をテーマに、強烈なリズムとパッショネイトなダンスの黒塗りショーが観たい!!
今回は、作品全体の感想を記載したいと思います。
「邪馬台国の風」感想
お芝居の、
”私達は遠い昔に出逢い、もう一度めぐり逢う”
このテーマが深く響きました。今すぐは叶わずとも未来に必ず出逢える。
残りわずかとなった東京公演。お芝居も練に練られて、凄みとキレが出ています。剣や棒術の細かい技が随所にあったので、お稽古大変だったんだろうなと思いました。
また今回感じたのは、群舞がとても素晴らしいなと。それは、自然への敬意とも感じます。盆踊りにも見えたのですがね。
古代はお祭りが一大イベントだと思いますが、糸乱れぬ動きと、下級生にいたるまでみんな表情豊かにはっきりわかりました。2階席から目の輝きがよく観えました。
明日海さんの個性(イメージですが)出る役だと思いました。優しさと強さ。タケヒコにも同じく言葉じりに感じる優しさ、戦士としての強さ、自らの力で未来を拓く逞しさがありました。「金色の砂漠」のギイよりタケヒコの方がしっくり観れたのは、そういう湧いてくる雰囲気かもしれません。
神の声を授かる女王ヒミコとしての自分と、一人の女性マナとしての自分、それを明確に表していた仙名さん。
やはりこの二人の心の機微が響きました。きめ細かい演技がさすがだなと思いました。それが型にはまらないオリジナル作品のよさでしょう。
私の一番好きな場面は、タケヒコが邪馬台国を去る場面です。ヒミコに、一緒にいなくても愛しているというようなセリフを残して。
私、そのような余裕ある愛し方、今がだめでもダメじゃない。そういう愛し方、人生に憧れます。
「Santé!!」感想
個人的には白ワインが好きです。
ワイン奥深いですね(^^♪白ワインは特に花の香りのワイン、フルーツの香り。たくさんの種類をそれぞれにイメージしました。飲みたい!!
前回は1階席で今回2階で観ましたが、2階はSであっても盛り上がりに欠けてましたね。やっぱり客席降りの2階対応、もっと本気で考えてほしいなあ…
花組スター揃いなので、いつも目が足りないのですが、2回目なので、ちょっと落ち着いてみると、
舞月なぎささん!!
朝海ひかるさん(コムさん)に見えました!!いや、素顔を拝見したときからそう思っていたのですが、かっこいい男役さんです。
ANJYU先生(安寿ミラさん)の振付かっこいいですよねー。衣装もシンプルで、いかにも花組でした!
ゆきちゃんのデュエダンの衣装は優しいすみれ色。これがゆきちゃんの持ち味かなと思いました。男役が映えるような存在でいる娘役の方が好ましく感じました。ゆきちゃんはGOOD♡