『ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール』の制作発表会が行われました。
フランス革命を革命派側から見るのは、初めてではないでしょうか?「1789-バスティーユの恋人たち」は市民の目線。
革命派といえば血に飢えたイメージです。が、そこに至るまでの背景を素敵に演じてくれるのではないでしょうか?全曲がフランク・ワイルドボーン氏作曲ですので、ロマンティックで力強い見応えある舞台であると信じています。
望海さんは、
「二人で力を合わせ、自分たちが信じてきたことをやっていくことが、いい形につながっていくんじゃないかなと思います」
主要キャスト
マクシミリアン・ロベスピエール 望海 風斗
ロベピさんといえば、議員になって成功してから恐怖政治、処刑くらいまでを宝塚では上演していたので、それ以前ってよく知られていませんね。
その清潔さと独身であることから女性から特に人気があり、地方の名士として社交界に出入りして女性たちには好感をもって迎えられていたようです。
そこにフランスをよくしよう!と情熱的に夢を語るのも、お披露目への意気込みと重なります。
独身のモテっぷりや清々たる姿は、今のだいもんに自然体で合いそうです。女性達の中にマリーアンヌもいた?
ロベピさん衣装のサッシュが三色旗というのも粋ですね。
マリー=アンヌ 真彩 希帆
もしかしてなんですが、マリーアンヌは、シャルロット・コルデーのことでしょうか?誰か教えてくださ-い!
あの有名な絵画「マラーの死」でマラーを殺したと言われる人物。
ポスターのまあやちゃんのヒロインがやたら暗くない?重くない?
ずっと気になっていました。それで、マリーアンヌの本名はマリーアンヌ・シャルロット・コルデーでしたが…
まあやちゃん自身、
”フランス革命の中に生きた一人の女性”とおっしゃっていたのでそうではないかと予想…
美術館で「マラーの死」を見たときぞっとしました。マラーのどす黒さと、殺したのがキレイで若い女性だったからです。
シャルロット・コルデーは革命派ではあっても、元は貴族の血を引いてることもあり、過激な革命には反対で、マラーに陳情に行くフリして、面会の際中、若い女性だと油断していたマラーを包丁でひと突き、刺し殺したわけです。彼女の美しさに加えて、断頭台に向かうシャルロットの毅然とした風貌は、ジャンヌ・ダルクやマリー・アントワネットのような女性たちのその高貴な最期と同じく伝説となり、多くの人を魅了しました。
ロベスピエールの恋人の一人だったという設定でしょうか?!
ジョルジュ・ジャック・ダントン 彩風 咲奈
フランス革命で活躍した代表的な政治家。肖像は晩年のお太り気味な感じです。「1789-」にロベピさんのお友達で出てきたような…
ダントン自身の汚職疑惑と友人の寝返りで窮地に陥り、公安委員会からも退きます。34歳の若さでギロチンへ向かったそうです。恐怖政治の廃止や反革命容疑者の釈放を呼びかけたので、ロベスピエールとは最終的には敵対する役ですね。
レビュー
ショーは、新生雪組の船出に対する野口先生の情熱や、宝塚への愛を感じる内容とのこと!
野口先生の『THE ENTERTAINER!』が好きだったので、期待してます♪