4月15日（金）、宝塚歌劇宙組公演 三井住友VISAカード ミュージカル『エリザベート－愛と死の輪舞（ロンド）－』の制作発表会が行われました。
20周年目の「エリザベート」
宝塚版として初演から、今回で9度目の上演となります。そして今年は日本初演から20周年を迎えます。
1996年の雪組初演後、同年星組、1998年宙組、2002年花組、2005年月組、2007年雪組、2009年月組、2014年花組と再演を重ね、宝塚歌劇を代表する作品となりました。
この度の宙組公演では、トート役を宙組トップスター朝夏まなと、エリザベート役を宙組トップ娘役実咲凜音、フランツ・ヨーゼフ役を真風涼帆、ルキーニ役を愛月ひかる、ルドルフ役を澄輝さやと、蒼羽りく、桜木みなとが役替わりで演じます。役替わり日程は前回の記事で記載しました。
宙組公演
三井住友VISAカード ミュージカル『エリザベート－愛と死の輪舞（ロンド）－
- 宝塚大劇場：2016年7月22日(金) ～ 8月22日(月) [一般前売：6月18日(土)]
- 東京宝塚劇場：2016年9月9日(金) ～ 10月16日(日) [一般前売：8月7日(日)]
ポスター
毎回、「エリザベート」のポスターはどんな意味がこめられているのでしょうか。今回宙組のポスターはトートとエリザベートの回りはガラスのような、氷の結晶なような印象です。永遠に閉じ込められている（変わらない）「愛」を表現しているようにも思えます。
トートの髪の色ですが、朝夏さんは制作発表で黒髪です。なんだか青年に見えました。黒っぽいほうが、男女の愛をリアルに表現できると思います。とても新鮮でした。公演でも黒髪を希望します。
最近は銀色が多いですね。昨年、明日海りおさんのトートも銀髪でした。歴代で唯一金髪がいらっしゃいました↓初演と同年1996年星組公演です。エリザベートが絵から出てくる最初の場面ですね。物語の延長を思わせるポスターもいいですね。
朝夏まなとさんと実咲 凜音さん、「シェイクスピア」や「王家に捧ぐ歌」で息がぴったりだと思いました。とても自然体なお二人で、演技が合っていると感じました。「エリザベート」は「ベルばら」のように型の決まったお芝居だと思いますが、お二人のコンビネーションの良さで華やかな舞台を期待します。
公演ワイン
トカイワインは、ハンガリーのトカイと周辺の地方で作られるワインです。
甘味と酸味のバランスが絶妙な、ハチミツの香りとぶどうの甘さが溶け込んだデザートワインです。最近、公演ドリンク（アルコール）が多く販売されているので、ぜひ東京でも販売してほしいです。
公演メニュー
ムラへ行くと必ず公演メニューは食べます。東京にはないですから！
「フェリエ」公演ランチ 2,150円
・オードブル サーモンとフルーツのサラダ ヨーグルトソース
サーモンのサラダにエリザベートがよく食したと言われるオレンジとミルク風呂に入っていたという逸話にちなんでヨーグルトのソースを添えました。
・メイン 鶏腿肉の林檎煮
公演の舞台となるオーストリアの古典料理をフェリエ風にアレンジいたしました。
・パン または ライス
・デザート モーン・クーヘン
けしの実（モーン）を使用したウィーンの焼き菓子です。けしの実をふんだんに使用した生地にナッツ（ヘーゼルとアーモンド）を入れて焼き上げました。
・コーヒー または 紅茶
「フルール」公演セット 1,200円
・スープ 冷製豆乳カボチャスープ
・メイン ウィーン風ローストポーク
公演に因んでオーストリアの郷土料理シュヴァインツブラーデン（ローストポーク）をフルール風にアレンジし、サワークラフトを添えました。
・サラダ
・パン
・デザート カイザーシュマーレン風
オーストリア伝統のデザート「カイザーシュマーレン」（薄いパンケーキ）をフルール風にアレンジいたしました。
