雪組全国ツアー詳細が発表になりました。雪組は、だいもんでもやっぱり日本物!!しかしながら、この20前の作品。すごいんですよ!!かっこよくて。
この前、スカイステージでちょうど観たばかりです!20年前なのに古さを感じないし、いいお話でした!石田先生作の日本物なんです。先生の初期の頃でしょう。
新選組土方歳三が主人公で、土方の最期五稜郭での戦いまでを描いています。ストーリー中、新選組隊士それぞれのエピソードも盛りだくさんで、男役はたくさん活躍できます。ただ、娘役は、ヒロインと2番手さんの相手役くらいで、あまり出番がなさそうでした。
ただし、この公演、そうそうたるメンバーです。元トップさんが多数!!昔は順当にトップスターになれたということも言えます。
『誠の群像』-新選組流亡記-
※実際のキャストとは異なります。
土方歳三 (望海風斗)
初演の麻路さきさんに、微妙に似てると思います。切れ長の目元やクールな印象。
麻路さんは、ちょっとお歌が…という印象ですが、醸し出す色気や手の動きで、欠点と思われるところが魅力に変わっています。昔のトップさんってそうなんでしょうか?今はパーフェクトを求められて、苦手なものがあってもいいと思うのですが…コンプレックスは魅力的に映ると思います。
土方歳三は、美男でありながら鬼の副長と呼ばれてますが、小夜の前では穏やかで優しい人だったという設定です。
五稜郭で薩摩軍に突っ込んでいくのは、「もののふ」の美学なのかもしれません。ゾクゾクします。だいもんの人気が上がるのは間違いないです!!
お小夜 (真彩希帆)
この話は新選組なので、娘役には役不足な公演かもしれません…?ヒロインも土方とラブ要素は薄いです。
小夜は、控えめで恩とも恋ともとれるような感情を土方に抱いていると思います。そのぶん、土方が亡くなってから、勝先生としみじみ昔話する心境がグッときます。「桜華に舞え」の風ちゃんみたいな、ほのかな恋と尊敬なヒロインです。
山南敬助、榎本 武揚 (彩風咲奈)
山南は新選組隊士でも離反するので、すぐ出番終わります。まったく人物像の違う榎本武揚の方がかっこよく思いました。2番手さんの役としては、後半の方が格好良かったです。
勝 海舟 (久城 あす)
初演は紫吹淳さんが演じてました。シブジュンさんの日本物、初!!新選組や幕府軍の縛りもなく、のびやかな勝先生。「おいら」と呼ぶのも新鮮でした。劇中ではストーリーテラーのような役どころです。
沖田総司 (彩凪翔)
劇中、かなり咳き込んでいた美少年で薄幸な沖田でした。翔ちゃん、バウホールの方に出るということはないのだろうか?
レギュラースターが集結しすぎちゃいますよね。
初演は元トップえまおゆうさんでした。沖田といえば細くて神経質そうな印象なので、ひとこさん??かもしれない…!
美しさは武器です!!
芹沢 鴨 (奏乃 はると)
新選組では悪役です。
初演は専科さんでした。放蕩三昧を部下に指摘され、切腹に追い込まれる。出番こそ少ないので、専科さんでなくともよいのでは?老若男女、できれば組子でまかないたいですね。
悪役善人役なんでも得意な副組長で!
加納惣三郎 (永久輝 せあ)
この人も美少年な新選組隊士。初演は、元トップ彩輝直さんでした。ひとこちゃんかなあ。
この人物、実は、まさか…あれなんです…
『SUPER VOYAGER!』 -希望の海へ-
お披露目公演のレヴュー作品を、全国ツアーでも♪♬
全国ツアー用に新場面を加え、未来への希望に満ちた場面の数々で構成されるようです。
大劇場で観て、違いを全ツで観て。2度おいしいのが理想♬
ただ…
関東は、相模女子大学グリーンホール公演しかないのですよ。超激戦でしょう…
グリーンホールは、私相性よくないのです。結構外れています。綺麗だし、広いし利便性はいいです。梅田に遠征も考えないと…?!
次の全ツに朝美絢さんは出ません。
そして彩風咲奈さんは出ます。