2016年12月四季劇場【秋】にて「ノートルダムの鐘」が上演決定されました。4月には全キャストを劇団内外からオーディションが実施されます。
劇団四季の魅力は、オーディションだと思います。夢がありますよね。今回大きな役をつかむことができれば、自分のキャリアアップになりますし、次作につながります。「ノートルダムの鐘」は1996年にディズニー映画が公開されました。私は観ていないので内容がわかりません。そこであらすじをご紹介します。
あらすじ
15世紀末のパリ。街の中心に存在するノートルダム大聖堂の鐘突き塔には、カジモドという名の鐘突きが住んでいた。幼き時に聖堂の聖職者フロローに引き取られた彼は、その容貌から、この塔に閉じ込められ、外の世界と隔離されていた。塔上から街を眺めて暮らす日々。友と言えば、何故か彼を前にした時に生命を宿す石像(ガーゴイル)と、鐘だけ。いつも自由になることを夢見ていた。
今年も、年に一度の“らんちき祭り”の日がやってきた。大いに盛り上がる人々の様子に堪えることができなくなったカジモドは、ガーゴイルたちにそそのかされ、塔を抜け出した。美しきジプシーの踊り子エスメラルダと出会う。
折しも、最も醜い仮装をした者を決めるコンテストが始まったところ。自分が持っているものを活かすべきと言うエスメラルダに手を引かれ、カジモドはステージに上がる。その容貌が仮装ではないと知った聴衆は、残酷なまでに嘲りの言葉を浴びせ、彼を捕えようとする。エスメラルダは咄嗟にかばう。
大聖堂へ戻ったカジモド。彼を大衆の面前にさらしてしまったことの責任を感じたエスメラルダも、後を追う。差別の情なく、誠実で優しい言葉をかけるエスメラルダ。カジモドにとっては生まれて初めての経験。彼女へ愛を抱くことは必然だった…(劇団四季HPより一部抜粋)
ノートルダムの鐘 ― オリジナル・サウンドトラック (日本語版)
主題歌・挿入歌
「ノートルダムの鐘(The Bells of Notre Dame)」:オープニングテーマ
「僕の願い(Out There)」
「トプシー・ターヴィー(Topsy Turvy)」
「ゴッド・ヘルプ(God Help The Outcasts)」
「天使が僕に/罪の炎(Heaven’s Light/Hellfire)」
「ガイ・ライク・ユー(A Guy Like You)」
「ノートルダムの鐘(リプライズ)(The Bells of Notre Dame-Reprise)」
「奇跡の法廷(The Court of Miracles)」
「サムデイ(Someday)」:エンディングテーマ
まとめ
醜い容貌の男性と美しい女性、まるで「ファントム」を彷彿とさせます。眼に見えるものではなく心で接するエスメラルダに惹かれるのは当然です。
ノートルダム大聖堂に住む男カジモド、その彼を密かに世話する大聖堂聖職者フロロー、同警備隊長フィーバス、その3人が愛するジプシー娘エスメラルダが綾なす愛の物語―。愛憎でドロドロしそうな気配もありますが、舞台が始まるまで映画を封印しようかなと思います。舞台の強烈なインパクトを楽しみたいです。
主題歌・挿入歌については、「僕の願い(Out There)」、「サムデイ(Someday)」は宝塚で取り上げられていました。きっとサムデイを聞いたら号泣しそうです。「LOVE&DREAM」でみっちゃん(北翔海莉さん)が祈りを込めて歌っていました。