真風さん、潤さんサヨナラ公演『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』
東京公演初日おめでとうございます!!
本当にラストデイのカウントダウンの始まり。
大劇場ご卒業後の今でもまだピンとこないというか、
まだ1作くらいされるんじゃないかという脂の乗り。鳴りやまない拍手。
だけど、宝塚はまだ見頃のうちに散るような花園なんですね。
真風ボンド。タフさのなかにどこか優雅なエレガンスが漂う。
思えばマッチョで男臭い男役像は、真風さんからは感じたことがないような。
ボンドは、奇抜でなくクラシックを基調としつつあるのが魅力の一つ。
また、ルパン三世のように弱いヒーローとも思います。敵に捕まったり、拷問されたり、
女性に騙されたりします。しかしボンドは何度失敗しても最後まで諦めません。
頭脳で敵をとことん追い詰め、手を抜かずに不屈の精神でミッションをやり遂げる。
諦めないこと。
真風さんご自身なのか、ボンドなのかわからなくなるほど魅力的に映るボンド。
まだもう少しボンドを堪能する時間はあるようです。
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