宝塚音楽学校の103期生40人が2日、卒業式を迎えました。
音楽学校の角理事長は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中教授を例に出し「誠実」「謙虚」「バランス感覚」の勧めを説いたそうですね。
「重要な局面で、不利になってもうそをつかない誠実さはもちろん、人は権限が増えるほど謙虚でなければならない。皆さんもこれから、ファンの方を前にするでしょうが、ファンの方が増えれば増えるほど、謙虚であるべき。見た目の美しさ以上に、内面の美しさが大事です」
素晴らしい例えですね。多くの人にも当てはまる教訓だと思います。今年は40人が初舞台を踏みます。
102期生は「こうもり」で初舞台を踏み、卒業式訓示では、「ミーアンドマイガール」の”貴族には貴族の責任がある””ノブレス・オブリージュ”についてお話がありました。
103期生について
倍率も27倍!!相変わらずの難関です。そこを突破して入学したことも誇りを持ってほしいし、不合格になってしまった人のためにも謙虚さをもって舞台で輝いてほしいなと思います。
40人の成績上位4人は娘役4名。10人は、娘役が8人もいるそうです。全教科に完全出席が必要な「特別皆勤賞」例年数名のところ、今年は10人もいたようです。
首席の花束 ゆめさんは、
103期生は仲が良く、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)して成長していきたい
とのこと。仲がいいのは本当にいいことです。
成績3番目の羽音 みかさんは、
星組トップ柚希礼音さん、夢咲ねねさんのコンビを目標にして励んでいきたいそうです。
初舞台
早霧せいなさん、咲妃みゆさんサヨナラ公演
「幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)」「Dramatic “S”!」で初舞台を踏みます。
“S”をキーワードに繰り広げる「Song&dancing Show」。ショースター(Show Star)として輝き(Splendor)を放つ早霧せいな(Seina Sagiri)率いる雪組(Snow troupe)の魅力とともに、103期生の振付が楽しみです!