来年の博多座ラインナップが決定しましたー。魅力的な作品二つですね。
『あかねさす紫の花』 素敵なタイトルですよねー。初演・再演をご覧になられた方、懐かしいと思います。私は舞台では観ていないのですが、大化の改新や飛鳥時代、万葉時代にとても興味があります。
しかし…
私、大勘違いしている作品があるのです!
それは…
「飛鳥夕映え」です。彩輝直さんがすっごく素敵な日本物を演じていたのですが、どうも殺されてしまうのです。それは、大化の改新で蘇我入鹿親子が鎌足に殺された話でした。歴史的なダークヒーローを主人公にしているんですね。
万葉ロマン「あかねさす紫の花」舞台で観たことがないのですが、この舞台は初演は汀夏子さんで約40年前に上演されていたんですね。しかも作は柴田 侑宏先生。柴田先生の情熱的な舞台、大好きです!!
あ〜博多行きたい。
日程、会場
2018年5月4日(金)~5月26日(土)
博多座
キャスト(予想)
※実際の配役とは異なる部分がございます。
大海人皇子(明日海 りお)
権力から見た歴史って面白いですよね。大海人皇子の正妻は持統天皇なのに、持統が額田王に嫉妬していたなんて本にはありました。
私のイメージは大海人皇子は、忍耐の人。
「新源氏物語」で圧倒的な日本物の美しさは証明済みですが、また飛鳥時代だと雰囲気も違いますよね。争いの多い時代だから貴族であっても、荒々しい感じとか。
中大兄皇子(柚香光)
天智天皇は頭脳明晰で冷徹。ほしいものは手に入れるかなり強気なお兄さんです。額田と大海人皇子の三角関係は、やはり2番手のお役です?
れいちゃんの妖しいまでの魅力を力強さも交えて演じてほしいです。
額田女王(仙名 彩世)
3人の男性から愛される額田王。4角関係?天比古は密かに想ってるから3角関係?
でも、なよなよした女性ではないと思うのです。中大兄皇子に見初められるけど、権力に逆らえないのは世の常。
でも、心では大海を愛している。でもそれをおおっぴらにできない。そんな苦しい女性が似合いそうです。
万葉集の素敵な歌、有名ですよね。
「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」
この歌が大海と額田の親密さを語っているようです。そんなに袖を振ると好き合っているのがバレてしまいます…
たおやかなゆきちゃんに、額田はぴったりです。博多のみなさま、絶対必見です!!
中臣鎌足(瀬戸かずや)
時の権力者。中臣鎌足。強くリーダーシップのあるキャラはお手のもの!!
あきらさんの悪役の方が私は好きです。鎌足は悪ではないのですが、政治家としてイチモツありそうな雰囲気を片方の口角を上げて笑うとか、そんなしぐさも観たいです。
天比古(鳳月杏)
額田王に想いを寄せていたが、身分の違いから結婚できないため、彼女の顔を原型として菩薩像を彫ることで、想いを芸術に昇華させようとする、なんてけなげなんでしょう。アンドレみたい!!
こういう役にはちなっちゃんが適任!!
小月(城妃美伶)
遊女であり天比古を愛している。それぞれが一方通行で儚いのですが、城妃さんの切ない表情も観てみたい。
鏡女王(桜咲 彩花)
天智天皇の妃から、鎌足の正妻になる。この時代の女性は特に資料が残らないから諸説あるようですね。鏡を作る豪族の娘か皇族だったと。
いい人、優しい人役が似合うべーちゃん。鏡女王で存在感を現すか??
十市皇女(華優希)
無邪気な姫に華ちゃんが似合いそう。母が額田王なんて、絶対美人ですよね。華ちゃん将来の花娘1になる可能性大な気がするので、ぜひぜひがんばってほしいです。
斉明天皇(京美紗、花野じゅりあ)
京さんはずっと斉明天皇を演じておられてるようで。今回も当時と同じか、じゅりあ副組長かも?!じゅりあさんは副組長ですが、妖艶で美しいので。
まとめ
万葉ロマンとショーは、藤井先生の『Santé!!』~最高級ワインをあなたに~ 。この2本立てはおいしい公演ではないでしょうか。
博多に熱くて爽やかな風が吹くことでしょう!!