花組『あかねさす紫の花』博多座ライブ中継観た方も多いと思います。私もその一人です。
しかし都内映画館でパンフレットが売切れてるんですねー。
ですので、キャトルに行った際買いました♪
このパンフがまたいいんです♡
ブロマイド買った方気づかれました?
明日海さん、また痩せました。額田と並んで顔を近づけてる写真首が細すぎ!
もう、頬肉が全くなくて…
ちょっと痛々しくなる…
公演は力いっぱい演じておられるので、本当にカロリー消費しますよね!
さて、
この作品なんでみなさんの心を捉えるんだろう!
皇族の考えはわからないけど、力づくで奪われるのに憧れる?なんか不思議な同情があります。
感想
大海人皇子 明日海 りお
トップさんは大海人皇子がしっくりくるんでしょうね。
実際、女性の所有に関してはもっと淡泊だったかもしれませんが、
キレイな女ならいくらでもいるっていう宮中で壬申の乱まで発展するとは思えないですし。
ラストを憎しみをむき出しにする頂点で終わらせるという、政治的に発展していくぞっていう余韻が
演出さすがです。
尊敬していた人の、この仕打ちだけは許せないっていう怒りがにじみ出た演技です。
思えば明日海さんは、この手の愛の憎しみの役が得意ですね。
額田女王 仙名 彩世
ゆきちゃん、万葉美人です。面長なところも、まろやかに見えました。
一番見せ場は、大海人皇子の屋敷に中大兄皇子が訪ねてくる場面。
人妻になぜ男性は惹かれるんでしょう?幸せの余裕が優しい目線やしなやかな動きを醸し出すのでしょうか?
額田は彩乃かなみさんのを観ただけですが、(月組もよかった!)今の花組で演じると悲劇性が増すというか、
ゆきちゃんすごくない??
力の入れ具合が色気を感じました。
ふっと吐息が漏れる感じとか。
個人的には、
ある男性に心の奥で惹かれたことがあっても、封印してというか、関わりを持たなければ
穏やかな暮らしがあるのを知っているから放っておいてほしいです。
心をさらけ出させて、白黒つけるのは苦しい。
ただの三角関係じゃない。
皇族とか権力とかがあるから戦争になりますね。額田は苦しい女性ですね。
でも、万葉の人々はおおらかだったのかな?
中大兄皇子 鳳月 杏
中大兄は、ちなつさん適役です。力強くそして大海人にはない風格や自信を感じました。
ちなつさんは天比古では物足りない…
天比古 柚香 光
「天比古無残」って場面があるんです。もう、可哀そうで…
きれいな柚香さんがボロボロになってもきれいでした。出番は少ないですが、額田を印象付ける役です。
中臣鎌足 瀬戸 かずや
鎌足は今まではかなり上級生が演じたイメージがありましたので、今回は若き日の鎌足って印象でした。
政治力ある野心的豪族でした。
鏡女王には特に細かいことは感じませんでした。
鏡女王 桜咲 彩花
この作品娘役は役が少ない中、この役は目立ちます。が、耐える役ですね。
衣装がピンクで可愛いです。
中大兄を愛していながら鎌足に下る悔しやもにじみ出ていました。
有間皇子 帆純 まひろ
帆純さんの美しさといったら!!
中大兄皇子に狙われた有間皇子の悲劇は有名で、どこか目が違うところをみているのも
なんとなくそれを匂わせました。
鵜野皇女 華 優希
華ちゃん!
日本物はちょっとお化粧が…苦手??
将来の持統天皇だけれど、まだ硬すぎるし、もう少し娘らしい妃らしい可愛さがあっても
いいのかな~と思いました。
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