この写真いくらで買う??「プリンセスア・ラ・モード」 感想

宝塚歌劇の娘役が、「いつか演じてみたい」と心に描くヒロイン像を、写真家らの手により新たに創り上げていく番組。
メイクと衣装だけで、娘役だけで物語のヒロインをつくりあげていく独特の世界観が大好きな番組です。
今回は、月組愛希れいかさん、星組音波みのりさん・綺咲愛里さん、花組(当時)朝月希和さん・城妃美伶さんの3回分の感想を
書きたいと思います。

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「愛希れいか」

ちゃぴさんが選んだ作品は、『エクスカリバー』。ロザライン。
花總まりさんのクラシカルなロングヘアの舞台写真では、美しいおてんばで勇敢な姫の印象でした。
舞台と、フォトグラマーの写真だけで表現するというのは、これだけ違うのか?!という感想です。
髪は黒のくるくるに仕上げ、メイクもシックでウェディングドレスさながら真っ白のレースです。日銀大阪支店での野外撮影は、プロのモデルのようでした。
もう一枚は、ロザラインが少年に扮する場面。
ちゃぴさんは、斜めにかぶった帽子も似合い、スラットしたジャンヌダルクのような少年像でした。
舞台人ですら撮影は緊張するとおっしゃっています。でも、一般人にはない世界観を表現してらっしゃいました♪
大人っぽさと少年のような素敵なロザラインでした。

「音波みのり・綺咲愛里」

このお二人はとてもゴージャスですね♡
星組生は男役も娘役も見た目が華やかな方が多いけど、このお二人のスター性は輝きを放っています。
「プリンセセ・ア・ラモード」史上一番ゴージャス会だと思いました!
「ヴァレンチノ」のジューンとナターシャ。Wヒロインともとれるこの作品。
両方ともキャリアウーマンだけど、まったく個性が異なります。
はるこさんのナターシャ。雰囲気がぴったりな上、メイクさんがとてもお上手!つり目なのに、きつくなく、はるこさんの目の大きさを活かしている!
いつもの少したれ目メイクではなく、芸能界きってのモデルのような印象。これがオーラというものか…
プロのメイクさんのテクニックに感化されたようでした!

あーちゃんのジューン。
舞台ならきっとカツラでしょうが、写真なので地毛で挑戦!
娘役さん並にヘアメイクさんは、髪型つくりが上手です。コテで、禁酒法時代の上流階級の女性の波がかったヘアをつくるのが素敵でした!
衣装も知的にオフホワイトのワンピです。

そして!
二人でルディーの葬式パーティへ行く?!
という設定の写真。
二人ともゴールド総スパンのワンピは圧巻です!
そしてタンゴを踊るというポーズ!
ため息がでるほど美しい二人でした~。
これ、大劇場でショーの場面か、ディナーショーでやってほしいくらい。静止画ではもったいない美でした!

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「朝月希和・城妃美伶」

小悪魔なイメージの二人。
「エリザベート」の黒天使に扮します。
印象は、皇帝を誘惑するマデレーネ。
舞台ではまっ黒なカツラはあまりお目にかからないので、ポートレートは黒髪+パッツン前髪、新鮮でした!
しろきみちゃんは、予想どおりキリリとしたビジュアルで、スイッチ入る方だなあ~と感じました。さすが!

当時花組のひらめちゃんは、いつものたれ目メイクより少しつり目。舞台化粧も、実は地目を活かさず、思いっきりつり目に描いたら
すごくいい女にできあがるのでは??

まとめ
この番組は、お化粧のテクニックも一般人でも参考になり、刺激を受けます。
モデルがいいからとても楽しめます!

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