スカイステージで、天海祐希さんのミー&マイガールが放送されていました!登場人物の個性が生き生きしてびっくりです!
何度も再演されているから古さは感じません。一番驚いたのは、サリーのトップ娘役麻乃佳世さんの存在感です!ジャッキーが真琴つばささんにも関わらず、全然負けていないパワー!!すごいです。よしこさんの小さい体にどうしてあんなパワーがあるのか。
天海版を観た方もいらっしゃると思いますが、ちょっとだけ感想を書かせていただきます。
感想
ビル(天海祐希)
天海ビルは私が持っているビルのイメージそのものでした。感動しました!!
すごく思い切りがよくて、下町言葉もうまくて。真飛聖さんのビルが天海さんの役作りと似てるかなあと思いました。大きなイメージです。ふと見せるサリーへの愛情こもった表情が素敵でした。
サリー(麻乃佳世)
麻乃さんの小さな体に大きなパワーがありました。この公演はトップコンビのサヨナラ公演だったそうで、最後のデュエットダンスも、とびきり綺麗でした。麻乃さんは涼風真世さん、天海さんと2代に渡って相手役を務められたとか。
コケティッシュな魅力がサリーと重なります。イライラしている場面も悲しい歌の場面も、麻乃さんの持ち味で、本来サリーは明るい人だとわかります。
娘役であるにもかかわらず、真琴つばささんと張り合い、存在感が負けてないのはすごい!!
ジョン卿(久世星佳)
マリア夫人を演じた邦さんはだいぶ上級生のはずですが、久世さんはかなり落ち着いているのでお似合いでした。2番手さんなのに、渋かったですね。
ジョン卿っていつから2番手が演じるようになったのでしょうか。確かに久世さんには似合っていますが、番手で役が付くと個性が合わない方もいますよね。
マリア公爵夫人(邦なつき)
芸達者な邦さんがマリアでした。この頃は、生徒が多いのか、上級生でもなかなか目立ついい役が回らなかったのでしょうか?
もう少しお若いマリア夫人でもよかったのかな~とも思いました。でも、本来ビルやジャッキーの叔母であるので、邦さんくらい落ち着いてもありなのかな?とも思いました。
ジャッキー(真琴つばさ)
真琴さん変わらずお綺麗でした。きりりとしてる美貌ですが、相当やわらかく役作りしています。触れたら折れそうなきゃしゃな腕、くるくる回って体重もすごく軽そうでした!!
似合いますね、女役。
最近のミーマイのように役変りもなさそうで、安心して観れました。
ジェラルド(姿月あさと)
姿月さんのジェラルドも完全なほどできあがってます!!真琴さんのじゃじゃ馬ジャッキー相手になんだか、真琴さん&姿月さんそのものをイメージするような素晴らしいコンビ!細かいお芝居うまいです。
フィナーレのお歌もうまいです。
パーチェスター(汐風幸)
この当時、若手の汐風幸さんがパーチェスターに挑みました。ビルとのアドリブが楽しいです。天海さんとは1期違いとのことでお芝居も二人のかけあいは滑らかです。
この役は専科の方が演じてもおかしくないし、若手弁護士にしてもいいし、両方演じられる役ですね。
汐風さんはマリア夫人やジョン卿に始終押されっぱなしの控え目な弁護士でした。
まとめ
他にも夏河ゆらさんなど、個性的なキャラクターが面白かったです。個性の強い月組でしたね。下級生も遠慮なくアピールしている気がしました。役に忠実に生きて、とても楽しかったです。バレンタインにハッピーミュージカルが流れて幸せでした♬
当時の月組が熱い!!♪