りりかちゃんが復帰していたのです!!良かった~。観れて。歌もよく伸びていて、体調は大丈夫そうでした。
花組「雪華抄」すごいですね、絢爛豪華でショーで感動したのは久しぶりでした!!何もかも素晴らしい!!
格調高くきらびやかで、しばし時を忘れて見とれました~。
感想
娘役の充実
全体の感想は、オープニングの白梅紅梅が一番好きかなー。お衣裳も、かのちゃんが真っ赤。べーちゃんとゆきちゃんが白で回りの娘役、男役が黒の着物が素敵です。
・べーちゃんかわいいですね。丸っこいお顔がら着物がよく似あいます。こけしみたい!七夕の恋人たちは、「風の次郎吉」以来の江戸っぽいかつら。いいねえ。
・ゆきちゃんは面長で、オープニングこれまたお行儀のよいお嬢様みたいで。二人セットで出てるのが多くて層の厚さを感じます。
織姫では、次期トップの貫録を感じます。
花組娘役さんは充実してます。
・じゅりあさんも花魁みたいで日本化粧がとても綺麗だし、芽吹さんはきりりと凛々しく歌もお上手。
・りりかちゃんはお目目大きく可愛いし、城咲さん、音さんは、まだまだ固いけどみずみずしい!もう少しいい役で目立ってほしいのだけど…
・かのちゃんの出番が少なかったですが、清姫が蛇になる場面はちょっと怖きもい…
かのちゃん場面なら、佐渡の場面が好みです。明るくて元気でてぬぐいさばきも見事でした。かのちゃんは、江戸の娘とかサリーとか、さっぱりした役が本来似合うと思います。
ただ、みりおと並ぶとかのちゃんは幸せそうで、いい顔しますね~。美しい人たちの絵になります。
男役の艶
花組の男役は艶っぽい!!
うーん、味で言うと雪組はサッパリゆず系、星組はカレー系(オームシャンティっぽい)、宙組はミルクティーで、月はチョコレート
と勝ってにイメージを食べ物に変換しているのですが!!
花組はオイリー。艶っぽいです。
・オープニングのみりお、若衆あでやかでした!かのちゃんと並ぶと人と思えないほど美しい。
鷹と鷲は強くて金色が高貴だなー。れいちゃんとの鷲も素敵ですが、二人とも目が切れ長で、、、ビジュアルが最強な二人。
安珍は、坊主なの?修行僧?罪におののくみりお、髪をはらりと降ろして色っぽいわ~。みりおのすごさは、色っぽく儚い男を演じながら、
男が女の腕を引っ張るときの強さがあります。あの強さががね、たまりません。グイッと引き寄せる。誰でもかっこよくできるわけではありません。
・キキちゃん。爽やかだ~。彦星はキキちゃんの等身大。歌も毎回上達しています。背も高く、ビジュアルは全く問題なし。あとは…自信かなあ、もっと遠慮がなくていいと思います。地味なのかも。
・れいちゃん。素晴らしいビジュアルです。正式な3番手という風格。2番手を抜いちゃうかもしれない華というかオーラ。宝塚は大事なスターオーラ。これがあります。
鷲の場面と佐渡が印象的です。美しかった~。
敢えていうなら歌に伸びが足りない、艶がないって感じです。声が上ずった感じでしょうか、もっと深みが増すといいのですが、ビジュアルで支障は消されます。
・あきらさん!もう、何も言うことがないくらい、私には完璧なルックスとダンスと掛け声!「風の次郎吉」遠山金さん的な江戸の威勢の良さ、あきらさんに合ってます!!あきらさんで江戸の町人物語がみたい、「川霧の橋」とか。
あきらさんの男っぽさが大好きです。ぱーっと明るくて一番好きかも…
まとめ
花組は男役、娘役両スターが一番バランス取れている気がします。トップスターに偏らず、みんな一葉に歌もうまいし、華があります。上級生にスターが多くて安心です。
誰が一場面担っても拍手が取れます。そんな層が厚い花組を応援していきたいです!
これ、大好きな作品です↓