トップスター・明日海りおさんの退団会見
白いスーツでキメキメかと思えば、ブラウスは薄いブルーと白いネックレスでフェミニンでとても柔らかい映像が流れました
服装ひとつ、退団者は白という色ひとつにしても、それぞれ個性がでます。
「CASANOVA」が仙名彩世さんのサヨナラ公演で、次作でトップスター明日海さん退団が発表され、
一番疑問だったのは、なぜ同時退団を選ばなかったのか
それは、明日海さんの会見でわかりました。
「ちゃんとサヨナラショーをして彼女が主役で輝くのがうれしい」
なんていう優しさでしょう
確かに、単体でサヨナラショーをすれば、トップ娘役が主役になれる。
そんな気遣い、優しさだったのかと
人気も主役も男役中心の宝塚で、トップスター自ら、譲る行為というのは、本当に気配りができ、周りを見る目があると思います
また、
「自分がどのくらいまでトップにいさせていいものか、下級生たちが窮屈に感じているんじゃないか、と早い段階から感じていた」
そのような考えを持っていたのも驚きですなんという謙虚さでしょう
私が考えているトップスターは、
いつまでもその地位、人気に君臨したい人物だと思っていました
少なくとも、舞台をテレビで見てるだけでは、トップスターはそのように
堂々たる自信に満ちていました。
優しい明日海さんにも辛かった時期があるそうです
それは月組から花組への組替え
花組トップスター就任という重責を背負っての異動でしたから、ストレスも多かったのかもしれませんね
花組に喜ばれて来たように見えましたが、ご本人は大変だったんですね
月組でトップになるより、宝塚の顔、”花組”で明日海さんはトップになって素晴らしかったと思います。
残す公演は、
アリーナ公演、大劇場1作となりましたが、
最後まで、明日海さんを堪能して、その心意気を感じ、自分への活力にしたいです