『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』
観てきました~
かなり期待していましたが、少し退屈な感じ
華やかな海外ミュージカルで、ホテルを舞台に派手な演出だから
ウケはいいかもしれません。
しかしながら、内容が一本ものではなく一幕で終わってもいいのでは
という印象。
もっとコンパクトに凝縮して、二部はショーでもいいのかな
と思いました
とはいえ、魅力的なキャストの方々
この物語でとても素敵だったのは
「まだまだ青春」
本当に、みなさんいつまでだって青春できるんです
感想
ジョージ 珠城 りょう
今回感じたのは、主演コンビのキャラクターが
それほど個性的でないところ。
結局ジョージは、それなりに考え自分のやり方でホテルを
守っていこうと考えてる普通な設定。
たま様には等身大の設定が、自然体で似合います
エマ 美園 さくら
エマがオーストリアにお忍びで戻ったのは、
仕事に疲れたから?家族的な絆を求めていたから?
わがままな点がよくわからない設定でした。
ハリウッド女優になるまで大変だったのはわかるけど…
さくらちゃんは、
ブロンドが似合い、女優らしいセレブ感と
エマの本名の女性をキュートに演じきってました。
さくらちゃんは、
デュエットソングがきれいです
リチャード 月城 かなと
お帰りなさーい
少しお痩せになった印象ですが、元気そうで安心
蘭寿とむさんにそっくりなほど痩けていた…
”ウィンナ野郎”連発には笑いました
ギラギラしてます
悪役がバッチリな正2番手になれ、
今後も期待です
ヴォルフガング 鳳月 杏
ダンディですっごく素敵なパパさん
てっきりパパ活してんのか~と思いきや
ちなつさん、相変わらずいいお声圧倒的存在感
月組ではトップが学年下なので、ちなつさんが頼もしく感じました。
番手を気にせず、ふんわりしたスターであってほしいです
ロミー 海乃 美月
以前からお芝居うまかったですが、アンナカレーニナ
あたりから、ますます磨きかけましたね。
海乃さんも元気そうで、美しかったです
キャリアウーマンの悩み、わかります
でも、女性らしく、母らしく素敵でした
パブロ 暁 千星
ありちゃんって、いつからこんなに男っぽくなったのだろう。
ありちゃん、今までより身長高く感じる。
ありちゃん、まだ少しお顔の傷が残ってるような…
ありちゃんのダンス、今回もキレキレだわ…
エルフィー 光月 るう
今回、芝居をさらったのは、エルフィー
エルフィーもキャリアウーマンで、
きっと世の中の女性のお手本のような素敵さ
年齢を重ねてもキレイ、体型が崩れない、
若い男性にちょっかい出す、若手の聞き役になる。
エルフィーの衣装はどれも素敵
舞踏会の白のドレス、一番目立っていました
フェリックス 風間 柚乃
ジョージの友人でホテルのフロント係。
出番も多く、ダメ男だけど憎めない設定でした。
風間さんの声がいいのでよく通り、
愛すべきキャラクターでした
ボーイとメイドは赤と緑の制服でクリスマスっぽいですね
上級生は、ホテルの従業員がたくさんいた中で、
春海 ゆうさんは髪型や身のこなしで一際目立っていたと思います。
さすが、
芸達者はひと味違いました。
群衆演技だと、同じ係で存在感が他と違う、ということが
印象づけになります。
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