人生の第二幕は、戦力外通告とともに始まった。←こんなサブタイトルの小説面白そうですよね!月組次作「カンパニー」は同小説の舞台化だそうで。
なんだか、雪組の「シャルウィダンス」を思い出しました。何気ない日常の中に輝きを見出す。日常をテーマに非日常の華やかな舞台で表現って難しいですね。日常が地道そのものなんですから!
一人はみんなのために!フランス三銃士の次は日本のサラリーマンへ!脚本・演出は石田 昌也先生です。
『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』
◆宝塚大劇場:2018年2月9日(金)~3月12日(月)
◆東京宝塚劇場:2018年3月30日(金)~5月6日(日)
バックステージミュージカルか?
宝塚風にアレンジしているのでしょうか。原作では妻子に逃げられた47歳総務課長。とあるんですよ。
たまきちが総務課長?今47歳って結構見た目若いですよ。うちの上司も見た目だけは若作りだし。
ある日子会社や畑違いの部署へ出向を命じられる気分ってキツイですよね。仕事もプライベートも困難だらけ、きついなあ。。
そんな主人公が、続々問題を乗り越えようとする、仕事と人生に情熱を取り戻す傑作長編。
ミュージカルを鑑賞するだけでは体験できない劇場の裏側を眺めるバックステージミュージカルのような感覚でしょうか。
ヒロインちゃぴちゃんは、またバレリーナなんでしょうか?プリンシパル高野は月城さんかな??
ハートウォーミングな成長譚は、ブロードウェイの「コーラスライン」思い出します。
今の月組の以外な魅力を引き出すであろう、「カンパニー」楽しみです。
『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』
上田久美子先生の初のショー作品。上田先生、ショーも作りたかったんですね!
TAKARAZUKA-CITYって素敵!
それが、悪が鎮圧されたピースフルプラネットという設定もいい!
そこに、月から放浪の大悪党バッディが乗り込んでくる。万能の女捜査官グッディの追撃が、ついに彼を追いつめる!なんともわかりやすいストーリーですね。
まとめ
サラリーマン社会を宝塚で上演というだけでも面白そう(「シャルウィダンス」も泣けたし)なので、原作に興味が出てきました。石田先生が今年読んだ中で印象に残ったのでしょうか?
日本の中年から一転、ショーでは「悪いやつ」に徹するたまきち。女捜査官グッディはちゃぴちゃんなんでしょう?コンビ充実期、二人のコンビネーションの良さがみどころですね。
お芝居とショーのバランスがよさそうな2本立てです!