月組の新作『フリューゲル -君がくれた翼-』『万華鏡百景色』。
どちらもオリジナル作品で新作。良い再演が続く宝塚も新作は期待大。
芝居上手の月組が東西ドイツと、ショーはレトロなる東京。
好奇心をくすぐる両作品ですね。
東西ドイツの話といえば、『国境のない地図』でしょうか。
かなり昔の作品ですが、当時一本物で再演されても面白いと思います。
同じくベルリンの壁はテーマで、シビアな内容もありましたが
今回の作品は、コミカルでハートウォーミングとのこと。
今の時代には心温まる方が求められているのかな。
『万華鏡百景色』は最初和ものレビュー!と思いましたが、東京が舞台なら
一応、日本物だけど過去も現代も映し出すお芝居仕立てのショーでしょうか。
栗原先生のショー作品、新しい感性なのでしょう。楽しみです。
100年の宝塚史の中で私が知っているのは直近20年くらい。しかしながら
色んなショーの中で、発想、構成も以前のショーにはなかったものが最近はあります。
一番衝撃だったのは『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』。
でも、すべては、なんとなく宝塚の魔法にかけられてキレイにまとまるのです。