『アウグストゥス-尊厳ある者-』
東京公演千秋楽おめでとうございます!!
全日程、コンプリート、本当にお疲れ様でしたー!
東京の緊急事態宣言中からの本日まで緊張で気持ちが張り詰めていたのでは
ないでしょうか。
感想
オクタヴィウス 柚香 光
権力者の家系なのに、欲が薄く性善説を信じているように感じた主人公。
大叔父がカエサルでなければ政争に巻き込まれず、
普通の貴族男だったのでしょうか。周囲のアクが強すぎます。
慈悲のある君主に見えました。
真ん中立つ人が、小さき者の声をくみ取れる人物であると国が安定するのでしょう。
バランス良い人物に見えました。
ポンペイアが側にいたならもっと変わっていったかもしれません。
ポンペイア 華 優希
ヒロインと呼んでいいのかわからないくらい、主人公との関係が複雑。
主人公の人生に大きな影響を与えた友の一人、そんな印象な役。
サヨナラ公演としては寂しいと思います。
しかし、『はいからさんが通る』で柚香さんとは深く愛する絆を演じたので
最後まで挑戦という意味でよかったのでしょうか…
アントニウス 瀬戸 かずや
この公演で一番目が離せなかったアントニウス。
欲深で野心ある男、行動力があり戦に強い男。
狙った獲物を自分のものにスル男。
瀬戸さんの素敵なところを余すところなく堪能。しびれます。
アグリッパ 水美 舞斗
副官という感じで、見守り役。とても優しいまなざしで見つめるのが素敵。
もう少し印象が強くても良いと思うのですが、出過ぎない部下でした。
最終的にアグリッパはオクタヴィアと付き合えばいいのに…??
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平和を愛するもの 花組『アウグストゥス-尊厳ある者-』キャスト