個性というのは大事です。特に型が決まっているような伝統的な舞台で、想像できない配役にキャスティングされたら…
プレッシャーですよね。お客さんが入るのだろうか、自分の壁が高くなります。
たま様がトート閣下??
誰しも一瞬そう思ったのでは。
トート閣下は血が青くて氷のように涼しい体温で白髪に近い銀髪で唇は紫。。
という印象はたま様には合わないし、と思っていました。
「歴代にないエネルギッシュなトート」
たま様は20年に一度のトートですね!
ヘルシーでたくましいトート閣下が、それがいいんですねー。
珍しいブロンド髪トート。人間として親近感というか、近いものを感じます。
私の抱いていたトートは、トートがずっとエリザベートを想っていて、自ら死を選んで黄泉の国にくることを迎え入れる
というものでした。だからずっと待っている人がいる。というストーリーが永遠に素敵だなーと思っています。
今回はトートはエリザベートの空想・妄想からできた人物という解釈なんでしょうか?
そこに愛も存在する。
誰かの幻想から生まれた存在に感情を乗せるというのは、改めて難しい役ですよね。
これまでの「エリザベート」と少し違う空気を感じられそうですね。
感情がないように見えて、シシイへの激しい愛、固執すら感じるのがトートの魅力だと思います。
「『私だけに』は、自分の意志がより強く出ています。そこにトートとして、どう対峙するか。」
たま様はどう演じるのでしょう。
エリザベートの心情は歌のままでしょうが、それを見守るトートは、とことん待っているぞという気持ちでしょうか。
いつもここの主役二人の表情を見つめてしまいます。
待っているけど、最後に勝つのは俺、と知っているんでしょう。
フィナーレのラテンロックも今までとはどう違うのでしょう。
気さくでおおらか。アウトドア派のトップスター珠城りょうさんの魅力に、小池先生も、素地をしっかり見極めて、新しいトートをぶつけているのでしょう♪
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