昔の名作を上田久美子先生が潤色・演出し、現代に蘇らせます。私も上田先生ファンの一人であります。
いい大人の普通の女性な感覚をお持ちの先生と、清潔感ある容姿にいつも好感をもっています。
順みつきさんサヨナラ公演だったそうで、順さんって、花組男役!!という感じですね。
黒塗りの蘭寿とむさん似というか。とてもダイナミックで彫りが深くて素敵…!
併用のショー『オペラトロピカル』は、先日スカイステージで放映しており、踊りまくって、男役さんの衣装が斬新なショーでした。
当時のパンフレットも、船乗り帽子と白いパンツ。ネイビーのストライプのシャツにジャケットを肩にかけて爽やかです。
帽子のかぶり方も当時から宝塚はすごいですね。角度がかっこいい!
ただ、私もあらすじを調べて、古典感が強いと思うので現代的にメリハリした方が
通じそうですね。感覚がよくわからなかったです。
ふーんと通り過ぎる経過のようなお話だなと思いました。
『霧深きエルベのほとり』
あらすじ
舞台はドイツの川近くの街。
船乗り・カールは船乗りを辞めるつもりで久しぶりに故郷ハンブルクに帰ってきた。
年に1度のビア祭りの初日。カールはマルギットと出会う。
二人は互いに惹かれ、湖畔のホテルで一夜を共にする。
マルギットはハンブルクでも指折りの名家の令嬢で、フロリアンという婚約者のいる身だった。
言葉や態度の粗野なカールは浮くばかり。マルギット自身もそんなカールを恥ずかしく思うようになる。
カールも、マルギットの思いに気づく。愛し合っているのに、すれ違う感情に翻弄される。
カールはマルギットの幸せを思い別れる決心をする。
夜霧をついて出港の汽笛が鳴り響いた…。
キャスト
※予想であり実際とは異なります。
カール 紅ゆずる
ビジュアル抜群な現代的な紅さんのカールに期待します!
マルギット 綺咲愛里
可憐なお嬢様で、家出して祭で盛り上がって激しい恋しちゃう女性ですね。
フロリアン 礼 真琴
マルギットの婚約者でスマートな貴族的なお坊ちゃんでしょうか。
シュザンヌ 有沙瞳
マルギットの妹。フロリアンを慕っている、可愛らしいイメージの有沙さんかな?
スーパー・レビュー
『ESTRELLAS ~エストレージャス, 星たち~』
中村先生作。
スペイン語で星々を意味するエストレージャス。
スパニッシュなレビュー?
星をテーマにした星組のショーは今までもありましたが、今回は
満天の星々を星組生にたとえ、“誰もが星のように光を与えることができる”というテーマ。
花や星はテーマにしやすいですね。