『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
大劇場千秋楽のご挨拶を黒燕尾で迎えた明日海りおさん。
ニュースを見ると、感動的な瞬間でした。
トップスターにしか許されない黒燕尾の挨拶。
その衣装にも
「男役のプライド」を感じました。
「男役の美学」とも言うのでしょうか。
宝塚大劇場、本拠地は特別な思いなのでしょう。
緑の袴は東京まで取っておく、という
発言もありましたが、東京公演ラストは一生徒で終わりたい、
そんな風に受け取りました。
そこが明日海さんの素敵なところです。
トップスターの考えって、色々だなと感じます。
大劇場での星組紅ゆずるさんの千秋楽では、
宝塚の一生徒としての誇り、宝塚自体が大好きだから、
という色が強かったです。
どちらがいいか、好きかということではないのです。
ただ、
「男役」にも、「タカラジェンヌということ」にも
信念をもてる生徒のみなさん、特にトップスターの方々が
素晴らしいな、心血を注げる場所ってすごいな、と思いました。
紅さん、明日海さんも系統は違うスターですが、
「生まれ変わってもまた(宝塚を)やりたい」
という思いが一緒なのは、
とっても幸せな言葉でした
トップのバトンがそうやって、感動的な瞬間でつながっていくことに
ずっと宝塚を観て応援したい気持ちです。
前回の記事↓