全国ツアー 花の女神の『フィレンツェに燃える』『Fashionable Empire』感想

全国ツアー『フィレンツェに燃える』『Fashionable Empire』。

秋晴れが続き気候もよく、キャストのみなさんもなんとなくうれしそうな。

秋を感じながらツアー、できましたでしょうか。。。

それにしても、柴田先生作品は宝塚らしさを感じ、古典っていいな。

かつて静岡で観た雪組公演『はばたけ黄金の翼よ』でも感じました。

全国ツアーは、宝塚らしさをアピールするというのもあると思うので、

『フィレンツェに燃える』、とても良かったです!

再演と言っても繰り返してる作品ではないので、むしろ新鮮味に溢れていました。

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感想

アントニオ  柚香 光

登場した瞬間、グッと心掴まれる容姿。おひげですよ、当主でもないのに。

初演もアントニオがおひげだったのでしょうか。

リストやアラン・トワイライトが柚香さんの姿と思っていましたが、

普通の貴族の男性がこんなに素敵だなんて。やっぱり王道宝塚って好き!!

パメラとは一場面だけの激しい恋をぶつけ合うだけど、

もう一場面か、もう一、二曲で二人の関係を盛り上げるとか・・・

血が吹き出るには今ひとつだったような気がします。

対してアンジェラに対して優しさと余裕があります。二人は今後分かち合うのでしょうか?

パメラ   星風 まどか

まどかちゃん、いつの間にか妖艶になっています。

アナスタシアのような少女が似合っていたのに、すごく人妻、わけあり感がありました。

侯爵は老衰だったのでしょうか?!

元酒場の歌姫ということで、遠縁の家で恥をかかされて憤慨するけれども、

貴族の男性達を虜にさせる香りみたいなものを感じました。

清楚な宝塚の娘役には難しい演技と思いました。

辛いことに慣れてしまって、

強いていえば、いつか柚香さんとまどかちゃんのハッピーエンドラブコメが見たい。

レオナルド 水美 舞斗

印象としてはレオナルドが主役という感じ。この作品は主役二人より、

レオナルド、アンジェラの方が目立つと思います。

レオナルドは奔放に見えますが、水美さんが演じると嫌みなく、

自分の考えがあってやっていると思えます。やんちゃな分、弟に見えます。

パメラにはどうやって惚れたか、セリフがもっとあってもよかったのでは。

アンジェラ  星空 美咲

気の強い物怖じしないお嬢様、アンジェラは等身大の星空さんのよう。

声がきれいなので、怒っていても可愛らしいです。

星空さんは眉間にシワ寄せが多い気がするので、もっと笑顔や微笑みを研究すると

更に美しく映りそう。華雅 りりかさん、春妃 うららさんの口元や表情が優雅なので

見とれていました。

オテロ   永久輝 せあ

出番は少なめですが、まず髪型や髪色でパッと目を引きます。

パメラを追って来たようですが、罪人を追い詰めるというより、

好きな人に問いたいということでしょうか。

オテロ、レオナルド、アントニオ、こんなに男性達を虜にしてしまうパメラ、

脱帽ものですが、それぞれに魅力を聞いてみたいところです。

レナート  聖乃 あすか

出番少なめですが、普通の貴族のお坊ちゃんでシンプルに素敵です。

アンジェラに傷つくのかと思いきや、母親も気づかないところで姉にご執心なのが

微笑ましくて好きな場面でした。

ロベルト  侑輝 大弥

スパニッシュの衣装が似合います!

深みのある目が印象的な侑輝さん。背も高くて益々見たい男役さんの一人。

マチルド  咲乃 深音

ほぼオテロと一緒に出るので、目立ちました。

歌もあったので情感ある役にしっくりしました。今後も咲乃さんの歌に注目したいです。

前回の記事↓

花の女神の街が舞台 『フィレンツェに燃える』『Fashionable Empire』

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