(上記公式HPより写真出典)
NOBUNAGA信長~下天の夢、チケットが一般発売中です。先頃、新人公演主演配役が決まりました。前回の記事はこちらです。
主な配役 | 新人公演 | ||
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織田信長(天下統一を目指した英傑) | 龍 真咲 | 暁 千星 | |
帰蝶(織田信長の正室) | 愛希 れいか | 紫乃 小雪 | |
ロルテス(ローマ出身の騎士) | 珠城 りょう | 輝生 かなで | |
足利義昭(室町幕府最後の将軍) | 沙央 くらま | 蓮 つかさ |
(公式HPより表一部抜粋)
下天の夢とは
「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」とは、人間の人生はせいぜい50年くらいの時間、天界にくらべたら、夢のように儚い時間だ、という意味です。
「敦盛」(あつもり)という能の唄です。「平家物語」の笛が得意な平敦盛は、源平合戦のおり、自慢の笛を取りに行って、平家の船に乗り遅れ、源氏方の熊谷直実に捕えられてしまいます。直実は敦盛をみると、自分の死んだ息子と同年ほどの敦盛を殺すことができません。
源氏方に疑われて、結局は殺してしまいますが…
のちに出家した直実は、この「下天の内をくらぶれば」の歌を詠んでいます。信長はこの歌が好きだったようです。戦国時代のように命がすぐ消える儚い世の中だからこそ、好きなように破天荒に生きたい、という願いがあったのではないでしょうか。
暁千星さん
2014年の新人公演初主演から今回で3回目の主演の暁さん。とても可愛らしいお顔立ちで好きな若手スターさんです。初めて注目したのは、月組・専科公演「メリーウィドウ」のニエグシュ役です。カンカンも踊り、長いセリフの言い回しといい、芝居心がある役者だなと思いました。
信長役をどう演じるか楽しみですね。信長のイメージは荒っぽい人なので、強さや粗野感をどう表現するか楽しみです。
暁さん、新人公演初主演の本公演はこちら↓
月組 宝塚大劇場公演DVD 「宝塚をどり」「明日への指針―センチュリー号の航海日誌―」「TAKARAZUKA 花詩集100!!」
また、新人公演ヒロインには同期の紫乃小雪さん。この方、芸名がとても日本的で素敵なお名前ですね。和服美人のような小雪さん。2013年から何度かヒロインを演じています。
瞳が大きくて可愛らしい印象ですが、帰蝶も激しい女性なので、いかが演じてくれますでしょうか。同期コンビの主演は少し照れもあると思いますが、ラスト公演となる龍さんから、たくさん吸収して、歴史上有名な二人を激しく演じてほしいです。
かんぽ生命冠公演
この公演は、かんぽ生命が協賛する公演です。宝塚が100年以上にわたり、人々に夢を与えてきたことに賛同しています。
かんぽ生命も古くから続く生命保険で、多くの人に支持してもらえる会社です。形は違うけど「夢」を与えることは共通しています。
私も応募しました!↓当たるといいな~。