初めてライブビューイングに行ってきました!日程ぎりぎりで取ったので、席は一番前でした!映画館で宝塚、なかなかよかったです。一番前でも劇場より席が広めで楽なので、ジュースも飲めるし、よかったです。何より、オペラグラスで観るより近い感覚でした!
「星逢一夜」は初演より深まっていたと思います。より、一人一人の役がそれぞれの想いがあるんだなと感じました。気持ちを折り重ねる繊細な芝居がスッと心にしみました。
感想
天野晴興(早霧 せいな)
晴興のただひとつの本心が泉だけに向いていると強く感じました。泉だけいれば、一緒にいられたら、それだけで何も望まなかったのに。そんな風に感じました。次男のまま、気楽に熊本に残れた運命なら、泉を側室にもできたかもしれないのに…
藩を守るとか、身分違いとか、しがらみを超えて泉とは深い信頼で好きあっていたのかもしれないです。目線とか所作などで初演より心情が明確になっていたと感じます。
泉(咲妃 みゆ)
ゆうみちゃん、最初から汗びっしょりに子供時代を演じ、晴興との再会し戻れない過去、源太の死など、様々な面で情緒深く涙いっぱいで演じました。
本当に泉はツライ人生だけれども、けなげに運命を飲み込んで素敵な女性だなと思わせました。
ゆうみちゃんは芝居がうまい!!
源太(望海 風斗)
源太って本当に優しくて男らしいですよね。好きな女性のために土下座までして、源太って素敵!フォローを絶対してくれる。やっぱり泉も源太に恩返しみたいな気持ちがあって夫婦になったと思います。そういうのも愛だなと思います。
だいもんさんはこういう、優しく男らしい役、素晴らしく似合ってます。
徳川吉宗(香綾 しずる)
眉一つ動かさず、感情も見せず。本当はとても案じているけど、あからさまに助けられない晴興に、少しの目の動きで晴興を案じる吉宗を好演しました。芝居心ありますね~、香綾さん。日本物の化粧もお上手です。
貴姫(桃花 ひな)
大湖さんが演じた貴姫より普通の女性らしくてきれいでした。大湖さんはちょっと神がかった感じで、晴興には近寄りにくいと感じていました。
桃花さんは、惚れた女性の弱さなども表していたと思います。
鈴虫膳右衛門(真那 春人)
まなはるさんも芝居心ありますね~。もう少し若い役でも十分いけるのに、老け役を難なくこなす芸達者です。雪組にはいざって時に、専科の力を借りずとも上級生が充実しているので頼もしいです。
夜鷹たちと藩政を語るときは、もの悲しいけれど、無力感が漂って、何とも言えずうまいな~と思いました。
「Greatest HITS!」
大きな変更点であるラテンの場面は華やかでした。水色×ゴールドのヒラヒラ衣装が宝塚的に派手で名古屋のお客様にはウケたのでは?!
大ちゃんのソロから始まるのですが。。。トナカイの代わり?大ちゃんって格好いいのに、なぜか二枚目半という感じですね。ダンスのかけ声が少々笑ってしまいます…
このラテンの場面、星組「ネオ・ダンディズムⅢ」で使っていた「キャリオカ」という曲で歌い繋ぎます。私、この曲が大好きで~。この曲はルンバの名曲です!宝塚にぴったりです!
娘役さんのダルマ衣装も色っぽくて素敵でした~。本公演でも使ってほしい雪組でのキャリオカ。
このショーは季節感にこだわっていましたが、ゴーストバスターズの場面は無理に節分の鬼にしなくても、映画どおり白いおばけ退治でも良かったと思います!
真地 佑果さんが4人口に入ってました。真地さんは、眉毛を工夫した方がいいかなと思います。男役のスタイルはいいので、もっと自然な目元が似合うのでは?
ロケットはさすがに人数少ないなあと思いました。
月城かなとさんが歌っていたフィナーレのアイル・ビー・ゼアは煌羽 レオさんが歌っていました。お芝居でも月城さんが演じた細川慶勝を演じていました。煌羽さんは歌手役が多かったです。
エトワールは、香綾 しずるさん!
私、香綾 しずるさんの歌が好きです~。クリスマスの場面がなくなっちゃったので、少し歌手が減ったのですが、エトワールよかったです!