月組公演『GUYS AND DOLLS』千秋楽おめでとうございます。
初日舞台映像で少し雰囲気を堪能したものの、新しいスカイ像?
それにしても『GUYS AND DOLLS』は好きだ。私は宝塚にハッピーを求めていて、
『An American in Paris(パリのアメリカ人)』だったり、『ME AND MY GIRL』と
ラブコメでハッピーな演目が何よりも好き。ドタバタして幸せな気分を味わえるって
単純だけど、とても尊く感じます。
女の子のため、あくせく働く、お金を使い果たしてしまう、ばかげてる行動がすごく尊い!
月組みなさん、公演ありがとうございましたー!
感想
スカイ 鳳月 杏
ネイサンに比べて自分のことを語らないスカイ。星組版も同じですが、スカイは語らない分、
相手から読めない、恋に落ちて初めて相手に寄り添う考えに至る。
サラをお堅いと思いながも、スカイ自身の中に一本筋の通ったものがあるのかも。
だからこそサラの為に動くし、次にすべきは何かに繋がってる。ギャンブラーと教団。
職業相いれない二人に何があるか、より個人同士でどうしたいかを優先させた。
ということかな?
スーツの色味がキレイです。スーツにジレ、ポケットチーフ、ハットまで。
この時代おしゃれ過ぎる!
サラ 天紫 珠李
じゅりさんのイメージに合っていい!酔っ払うところ、もっと弾けてもいいなあ…
ヘアスタイルもアデレイドの金髪とは違う感じで被らない。メイクもラメを使ってないかも。
はじめての恋、は曲調と歌詞が少し星組版と違ってますが、ときめきます。
女性はね、ラムベースが好き。ラムレーズンが好きならドゥルセ・デ・リーチェは美味しく
感じるでしょう。
フィナーレの衣装は大人っぽく素敵でした!
ネイサン 風間 柚乃
真面目で一般人ぽく見えたネイサン。今までのネイサン像は、もっと強めで、仲間達に一目
置かれているオラオラ感があったような。
脳内9割クラップ野郎、アデレイド1割な感じの風間さんのネイサンは、常にアデレイドに
押され悩みまくってるように見えた。ビッグ・ジュールにも。狂気じみてもよかったかも。
アデレイド 彩海 せら
千秋楽は、あみちゃんです。ちょっと男役が抜けてない感じ。礼さんを思い出してしまって、
もうちょっと弱めのアデレイドでも可愛いのかな~と。ネイサンが守ってあげたくなるような。
ショータイムのアデレイドはキレイでしっかり者。ネイサンの仲間達にアデレイドちゃん、と
ちゃん付けされるくらい一人で空回ってるのが可愛い感じでもいいのかなあ・・・
ナイスリー・ナイスリー 礼華 はる
なんでも調子よく変換しているナイスリー・ナイスリー。ネイサンの手下というより、
しょうが無いお友達の面倒をみてる感じでした。
恋はバカバカしいと思ってる一方、色んな事は良い方向に向かっていけばいいと思うタイプ?
背が高くてスラッとしたナイスリーは初めてで、よかったです。
アーヴァイド 悠真 倫
サラの相棒?上司?のような存在か。星組版の時はアーヴァイドは義兄弟かと思ってました。
月組では映画版にい感じ。客席に良い感じにサラの心情を深め、温まる場面。
悠真さんならではの良さがにじみ出てます。
ビッグ・ジュール 英 かおと
ピンクのスーツがかっこよかったです。ぬいぐるみもなく、葉巻で勝負。
どことなく少年な中身のビッグ・ジュールはキャラクターなんですね。長身で誰より映えた。
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