「ハンナのお花屋さん」観てきました!ハートウォーミング。一言で言えば。でももっとさわやかで希望があって、自分に何かのしかかった感じもありました。
こんなにいいお話ですが、ちょっと空席もあり、やはりホームじゃないと難しいのかな?まとまりもあり、舞台セットも今までにないボタニカルを感じ素敵でした♬
また観たいけど、何か少し、心に刺さるのが残ったんです。それって何なんだろう…たぶん、自由に生きたいのに、うまくいかないことへの共感だったのかも。。。
全体的には、現代風な感覚の舞台です。
感想
特に気になった人物を順不同で記載します。
クリス(明日海りお)
この日は少し声枯れしているようで、少しセリフも噛んでしまい、お風邪?お疲れのご様子?多少元気がないのかな…?なんて思ってしまいました。東京、今寒いですから。
クリスのやさしさがハンナ譲りっていうのが素敵でした。
ブーケを作ったりアレンジメントをしたり、パソコンでチャットしたり、本当にリアル職業のように自然で素敵でした。
この花屋さんがあったら、マーガレットさんじゃないけどお得意様になります!!(笑)
クリスも過去の悲しみを抱えて生きていて、それでも人に優しくできるのって、すごいな、本当に立派だなーと思いました。
友達も多いけれど、でも何か空洞があって、それが自分のルーツだったりして。そういうことって、案外、私たち自身にも起こってることではないでしょうか?
ミア(仙名 彩世 )
宝塚ヒロインではありえないくらい地味な印象でした。でも、辛い過去を抱え、今も当たり前の生活すら厳しくて、そんな状況で華やかな雰囲気なんてないのは当然ですね。
ミアの芯の強さ、辛くても誰かのために何かしたいという素晴らしい心持に感動しました。誰にでもできることじゃないです。
ゆきちゃんの控え目な演技が光っていました。丁寧な感情表現でした。
製作発表の際とは違った髪型で、舞台の方がより自然でした!
矢車草、派手さはないけど清々として、本当にきれいでした。
アベル(芹香 斗亜)
花組最後の作品。キキちゃん、品の良さが際立っていました!!
ほぼハンナとの絡みですが、幸せの絶頂にいたけど、責任と相手の自由を重んじて距離的には離れてしまう。苦しいけど、この選択って正しいと思います。
化粧もきれいでした。益々オーラが増したように感じました。優しさより悲しみが勝ってしまう苦しい役でした。
フィナーレでも圧倒的にカッコよく素敵でした。
ハンナ(舞空 瞳 )
ヒロインはハンナではないか?と思うほど可憐で素敵な役です。舞空さん、キレイな声とチャーミングさは娘1候補か??
矢車草で作った花の冠、とても似合って可愛かった!!
可愛いだけでなく、優しさ、自由を大事にし、愛する人を信じる心をもつハンナ、素敵でした♬
アベルといるときは幸せそう♡
ジェフ(瀬戸 かずや )
あきらさんのストライプスーツかっこいい(^^♪
すっごいスタイルよくて、渋くて、やっぱりコスチュームよりスーツだわ♡
ジェフはクリスの友人で共同事業するくらい信頼している友人で、みりおさん&あきらさんの等身大な信頼関係をもにじませてました。
サラ(乙羽 映見 )
ジェフの妻。こんなかっこいい夫いたら最高(^^♪そして愛されてる♡うらやましすぎる|д゚)
乙羽さん、パンツスタイルでスタイリッシュなキャリアウーマンを演じました。都会のOLって感じでした。
チェンリン(美花 梨乃 )
キュートな台湾人女性。髪型を一部と二部で変えているのも、細かくてよかったです。ムードメーカー的で可愛かった~。
トーマス(優波 慧 )
カフェ&ウェブ担当の知的な店員。ちょっとおしゃれさん。ちゃんと店員同士の個性があっていいです。
彼女との軽いノリも現代っぽくてよかったです。
ライアン(綺城 ひか理 )
できる店員ライアン。黒髪がかっこよかったです。綺城さんは声が低くて背も高くとっても舞台映えします。超イケメン店員です!
ヤニス(飛龍 つかさ )
軽い若者店員ヤニス。ちょっと黒塗りがワイルドです。若くて軽くていいなー。周りの話が重いから!清涼剤。
アナベル(音 くり寿 )
くりすちゃん。姫キャラかと思いきや、今回はお姉さんキャラ。自分を信じて自信を持っていく姿に頑張れ!!ってエールを送りたくなりました。