『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』
梅田公演が中止となり、劇場での観劇を楽しみにされていたファンの皆様。
GWもあり遠征を考えたお客様も多かったかもしれません。
戦争時代の抑圧と、比べものになりませんが現代の抑圧と重なります。
それでも全体は素敵なラブストーリーに仕上がり、
宝塚は素敵だな、ときめく!
心に刺さる台詞の数々。舞台は、宝塚は私の糧になっております。
感想
ロベルト 真風 涼帆
もともと包容力が魅力の真風さん。スーツ姿、目線、すべてに余裕を感じます。
ニーナが目にとまったとしても、ホテルのショコラがおいしいとか、
シャンパンと盛り合わせを頼むとか、花言葉に想いを込めて花束を贈るとか、
全部、キュンとします。こんな男性に出会えてニーナ幸せだよ…
男性の良いところ、全部詰まっているようなロベルトにときめく!
ニーナ 潤 花
じゅんはなちゃんの明るい笑顔好きです。
歯切れの良い台詞と聞きやすい声も好感。悔しさや涙がこぼれる演技が
もう、等身大にニーナ。
絶対有名になる!という決意も、トップ娘役としての決意に感じます。
トップコンビお披露目ですが、梅田ではそれには触れませんでしたが、
じゅんはなちゃん、おめでとうございます!!
フィナーレのデュエットもみずみずしく可愛かったです。
ヘルマン 芹香 斗亜
この人怪しいスパイかも感が溢れてましたが、実際は純粋な信念の人で、
そこが期待を裏切ってよかったです。
アルマを好きなのに、感情むき出しではなく富を活用し自分のやり方で
愛するのが大人だな、男女の愛より共通の世界観があるのかなと思いました。
台詞の節々にバレエを始め芸術へのオマージュを感じます。
アルマ 遥羽 らら
ヘルマン同様芸術を愛してる上流階級のマダム。
艶や華やかさは女優以上です。エレガンスな素敵な衣装も魅力でした。
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トップお披露目!バレエ・リュスって…?宙組『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』