「イスパニアのサムライ」、個人的には日本側が好きです。
総じて日本人って、やっぱり忠実だし真面目で勤勉な国民だなと思いました。
感想
スペイン編
カタリナ 星風 まどか
苦しみと怒りから登場して、喪服が妙に色気がありました。
出番は少ない分、最初の銀橋での歌は印象づけました。
英真さんが出会ったころから狙うほど、
アレハンドロが初対面でいいなと思うほど、治道が心の底で惹かれるほど
カタリナは情熱的な雰囲気をまとった女性なのでしょう。
雰囲気を作るのは難しいですが、まどかちゃんは、
「苦悩」という役作りで色気を作っていたと思います。
この役は、まどかちゃんの引き出しを増やしたのではないでしょうか。
アレハンドロ 芹香 斗亜
いつも声がよく通り、基本明るい2番手が似合う!
謎の男は、陽気な貴族様だった~
アレハンドロのような実は…みたいな役が
キキちゃんの持ち味かもしれません。
ドン・フェルディナンド 英真 なおき
英真さんの悪人らしい笑いや目つき、ゾクっとします。
これができるのが、専科さんなんでしょう。
物語が一気に引き締まります。
英真さん、この役の次は「はいからさん」の伯爵で
本当に宝塚の宝ですね、専科さんは、みなさんすごい!
レルマ公爵 凛城 きら
凜城さんは、常に貴族です、しかも位はいつも高いです。
りんきらさん自身、品があるので、貴族は本当に気分で動くんだ、
というのがわかりやすかったです。
いるだけで宙組の品格が上がるような存在です。
エリアス 桜木 みなと
自信がありながらも、自分の葛藤を超えたい願望がある。
卑劣なやつに見えますが、葛藤を克服すれば案外いいやつかも知れません。
ちょっと最後に可愛いところが見え隠れするのも、
ずんちゃんのキャスティングでよかったです。
衣装も素敵でしたー!
ミゲル 星月 梨旺
心優しき酒場のおやじ。こういう役は、物語の清涼剤です。
雰囲気がとてもよかった~
ロベルタ 花音 舞
ミゲルと共に酒場の心優しきロベルタ。上級生ならではの見守り役です。
キャノンさんがいると宙組が安定します。
道化セバスティアン 留依 蒔世
よーーく見ないと留依さんかどうかわかりませんでした。
王侯貴族が抱えていた道化役、この物語で何を言いたかったんでしょうね。
存在意義がいまいちわかりませんが、日本に対するスペイン宮廷の気持ち?
みたいなものでしょうか。
用心棒パブロ 希峰 かなた
希峰 かなたさんのドン・フェルディナンドも、うまいんだろうな…
パブロの希峰さんは、一瞬、望海風斗さん似にも見えました。
希峰さん、ほんと、悪役似合うわ…
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