『マジシャンの憂鬱』『Jubilee(ジュビリー)』千秋楽おめでとうございます。
桜咲くピンクの季節に祝祭ムードの2作品、心躍ります。
ところで、こちらのポスター、ピンクにしなかったのは正解。黒でシックなのに
まさかショーが花園でびっくりしますよね。
感想
シャンドール 永久輝 せあ
お洒落な作品に永久輝さんの少しの茶目っ気ありのシャンドール、よかった。
マジックも滑らかに優雅に素敵です。衣装は月組版より少し現代的になっていたような。
スーツが素敵過ぎる。しっかり着こなすのも宝塚の魅力。永久輝さんファン増えたと思います。
墓場の場面でヴェロニカとの距離も縮まって、印象的。ラストシーンも名場面でした。
ヴェロニカ 星空 美咲
初演より柔らかいヴェロニカに感じます。ヘアスタイルのせいか?
星空さんの一生懸命さが好きです。全力で役になっている感じ。
宮廷場面のヴェロニカの衣装も素敵です。
ボルディジャール 聖乃 あすか
皇太子の優雅な風貌、皇族らしいのは素敵。ただあまりにも動きが多いというか、
落ち着きないようにも。威厳が希薄になってるような。
皇太子妃に会えた時のギャップがほしい。滑舌や歌ももっと・・・という感じました。
ジグモンド 一之瀬 航季
初演の時はジグモンドが何者かよくわからなかったですが、一之瀬さんセリフ回しも良く
ラースロ羽立 光来さんとセットが多いですが、弟分な感じをよく出してうまかったです。
マレーク 美羽 愛
話題の中心人物、皇太子妃。大変な事件に巻き込まれながらも生き延びてきた。
皇太子に再会してもなかなか心安まらないと思います。
出番は少ないけれど、舞踏会で妃殿下の神々しさや優雅さを感じました。衣装もとても美しい。
その他、特筆に思うのはアンドラージュ翼 杏寿さん。1場面でも印象的。上手い役者さん。
シュトルムフェルド高翔 みず希さん、アデルハイド凛城 きらさん、は個性が
際だってました。出るだけで貫禄と異様さを感じます。
ギゼラ朝葉 ことのさんは歌姫でした。キレイな声健在。
『Jubilee(ジュビリー)』
ショーは、凪七さんの場面を聖乃 あすかさんが多かったですが、曲を変え雰囲気変わる。
高翔 みず希さん、凛城 きらさんを投入し、つなぎ場面を歌い綴る。
大劇場版より全編祝祭ムード。クラシックアレンジ、フィナーレが特にいいですね。
男役群舞での紫門 ゆりやさん、いつまでもお手本でいてほしい。ダンディ過ぎる。
凛城さんも群舞入りされて、やはり上級生の燕尾はいい!
博多座って、大階段があるのですね。大劇場よりは小ぶりですが、結構大階段です。
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