2017年12月14日の『箙かおるサロンコンサート』をもって、宝塚を退団された箙かおるのサヨナラ特別番組。スカイステージにて二度目の放送です。
この番組を見て、改めて専科さんってすごくない?箙さんってすごくない?どんな仕事においても定年を全うするってすごくない?
と、感服しておりました。
感想
箙さんは1975年『春の宝塚踊り』で初舞台を踏み、研43!!会社員で考えても40年つとめるって本当に本当にすごいと思います。一つの会社で。
会社で考えても、人生の岐路がたくさんあったと思うのです。先輩とソリが合わないとか、優秀な後輩が続々入ってくるプレッシャーとか。
それでも、宝塚という場所は、年功序列であり、「芸」事を引き継いでいくところです。箙さんは、芸を吸収したい先輩がたくさんいらっしゃったそうです。
「うたかたの恋」初演のヨーゼフ皇帝をされていて、印象に残ってるそうです。ラストシーンの影ソロもされたそうで…
その後雪組組長を1年半務めるなど、その存在感は大きかったようですね。組子が可愛くて仕方なかったと。
私のイメージでは、箙さんは歌手ですね。
まとめ
今後の宝塚については、
昔からのお客様を大事にしてほしいと。最近ファンになったお客様も大切ですが、昔から応援してくださるお客様を満足させる作品を作り続けてほしいとおっしゃっていました。
お客様が席を買ってくれて宝塚がある。というシンプルな発想は今あるのでしょうか?宝塚が低迷していた時代も知っている方だからこそ、お客様のありがたさをわかっていらっしゃる。
今後、世代交代で専科さんの退団者は増えていくと思います。
昔はこうだった、それを知りつつ現代の宝塚の発展につながるような伝統を引き継いでいけたらいいですね。