月組1おひげの似合う男役!  宝塚 貴澄隼人さん

月組東京宝塚劇場公演『カンパニー-努力、情熱、そして仲間たち-』『BADDY-悪党は月からやって来る-』の千秋楽をもって宝塚を退団する、貴澄隼人さん。

月組1おひげが似合うダンディな男役です。研12となって一番脂が乗ってきたおいしい時期の退団。惜しいです…

生粋月組ッ子の貴澄さん。下級生の頃から、新人公演などで重要な役を演じ舞台を支えてきました。芝居の人という印象です。

新人公演時代は観ていなかったのですが、ジャルジェ将軍やキャピュレット卿、ジョージ5世など専科さんのお役も多かったそうで、将来それらを本役として活躍してほしいと演出側も願った生徒さんだったのではないでしょうか。

そして、今一番記憶に新しいのは、ショー「BADDY」の銀行頭取でしょうか。最後のおひげが白髪!さすがです!

入団のきっかけが、「ヒゲの似合う男役になりたい」というのも珍しいエピソードです。

私の記憶に残るベスト3は!

1位『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』弥助

実在の人物で、戦国時代初めて黒人と会ったのが信長だったとか…

信長に仕えた忠実な家臣を力強く演じました!

2位『瑠璃色の刻』のプロヴァンス伯爵

独自の存在感でした。

声も聞き取りやすいし、光月さんを操る?ような役どころで、うまい演技だなあと思いました。

3位『カンパニー』バーバリアン

最後にして若々しいお役!

やはりおひげが!あごのところにちょっとだけ生えているの格好いいですね!キレッキレのダンスも素敵でした~。

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まとめ

私は、大劇場公演の千秋楽の挨拶で、貴澄隼人さんの人柄を垣間見た気がいたします。

「みなさまのご健勝とご多幸をお祈りして…」という言葉。

通常文書で使う定型文ですが、言葉で聞いたことがなかったので新鮮と同時に、きちんとした印象を感じました。清々しく感じました。自分の労苦をねぎらうより、みなさんのご多幸をお祈りするって素敵です!思わず貴澄さんのご多幸を願いました♪

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