全国ツアー公演まっただ中「琥珀色の雨にぬれて」です。だいもんさん、役作りは以外の意気込みはいかに?
青年貴族クロードと、魔性の女シャロン、彼を慕うフランソワーズ、ジゴロでありながらシャロンに惚れるルイ。
いよいよ組の顔として始動しはじめた望海さんですが、再再演のプレッシャー、トップコンビとしての意気込みはいかがでしょう。
「琥珀色~」のクロードは私にはつかみどころのない男性です。
戦火をくぐり抜けても純粋さを失わない、とありますが、そんなことってあるでしょうか。しいて言えば、自分の感性を押し通す、結果人を傷つけても素直に生きる。
ただ、不本意とはいえ、フランソワーズには結婚できないとか、妹のように思っているとか言ってケリをつけていればいいのに…と思います。
ややこしさのすべてはクロードのせいだと思っています!!
意気込み
悪役、熱い男、わかりやすい男性がだいもんのイメージでしたが、クロードをどのように作っていったのでしょう。
初演主演の高汐巴さん、大浦みずきさんも、男役芝居を飾らず、まっすぐに演じておられたそうです。
高汐さんは、ニヒルでユーモアセンスあるトップさんだったと本で見たことがあります。大浦さんは、正統派二枚目でダンスの花組を作った方。
先輩たちは想像力を使い、髪形、化粧も考え、作ってこられた。
だいもんさんは、クロードは公爵なので大フランス貴族です。戦争に行ったとしても前線には出ていないと思います。だから、それほど心が荒んでいないのかもしれません。
前トップ早霧さんの姿勢にも感化されていたご様子。公演中~千秋楽に至るまでの作品への集中力も思い出して、現在公演中と思います。
相手役さんへ
相手役に迎えた真彩ちゃんとも「自然で、作り込まない芝居」を相談。真彩演じる魔性の女・シャロンへの思いも、自身の心を通して考える。
家に帰ってからもシャロンのことを思い返しているそうです。
だいもんも、ちぎさん同様、娘役トップに対等な立場を求めるのでしょうか。
気負わずやってほしい。1人より2人の方が心強いと思いますから
まとめ
真彩ちゃんも初演ヒロインの若葉ひろみさんにお会いになったんですね!やっぱりシャロンを演じるのに、イメージが湧かないですよね。
ねねちゃんのシャロンは、ねねちゃんにピッタリだと思いましたが。現代的なマヌカンで、華やかでも心が寂しい女性がうまかったです。
若葉ひろみさん版は映像でも観たことありませんが、当時の花組って大人ぽい方ばかりなイメージで、素でいけてそうです。
雪組前トップコンビが「ちぎみゆ」と呼ばれ、名コンビとして名を残したのでプレッシャーはいかにと思います。
だいもんもクールなように見えて、舞台に熱いスターさんと思うので、ぜひついていくでもなく、”一緒に”輝いてほしいです♪