本日は本当に本当に見納めでした。
ホーム東京で観れて感激です!ムラと比べるとやっぱり舞台コンパクトですね。風ちゃん登場場面が下手から出てきたんですよ。
うーん、やっぱり田原坂は泣きましたね。このお話ってどうしてこんなにいいんだろう。
たぶん、スカッとするほどの明るい半次郎と、真っ直ぐな隼太と、人に尽くす吹優、どの人物も憧れる魅力をもっています。それを宝塚で演じるから、心にスッと入っていきます。
東京で観る当時の「新橋」や「帝都東京」も親近感湧きました。
感想
大劇場よりブラッシュアップしたと思うところを。
「チェスト!!」を多量に発していた気もします。気合ばっちり!!
「泣こかい、飛ぼかい、」のセリフも以前より多く感じました。4回は言っていたような…
桐野利秋(北翔海莉)
展開が早く感じました。セリフを言うにしても、次への場面の展開にスピード感をより感じました。一気に乗っている感じです。
力いっぱいというのは、半次郎みたいな生き方なのでしょうか。最後の演技ということもありますが、すごく、力が入ってるな、命を燃やしている感じがしました。個人的な見方かもしれませんが。
ひさと結婚することになったときは、彼女に泣きそうな顔を見せていました。申し訳ない気持ちでしょう。そんな、細かい表情一つ一つも大切に演じられていました。
衣波隼太郎(紅ゆずる)
ずっと感情豊になりました。
西南戦争が始まるときに故郷に帰って、家族に拒否されたときの隼太が見ていて一番辛いです。良かれと思ってやってきたことが、大事な人達を遠ざけてしまった。
こんな出来事って、戦争や政治以外、考えられません。隼太はこれから東京で登り詰めて生きていくしか活かせる道がないかもと思いました。
川路利良(七海 ひろき)
今回、川路さんの表情が出ていたと思います。
川路と隼太との区別が出ず、冷たい人間だと思っていたのですが、川路の辛い立場が伝わってきました。西南戦争が終結し、報告を聞くときの、顔を横に背けて手で口を覆っている仕草や、最初から桐野とは相いれない立場を目線で表現など、細かい演技が冴えていました。
大山巌(十碧 れいや )
弥助どん、最終的に政府軍についてしまいますが、最後まで迷ってる感じでした。「兄さあ、ごめん」の言葉で大砲撃ち込まれちゃう気持ち、辛いだろうなあ。前の場面までは、半次郎に会いに行っていたのに。
同郷で敵味方に分かれてしまう決定的なことって何だ?と考えます。
八木永輝(礼真琴)
だんだん、会津側でも観れるようになってきました。会津も必死に戦っていたし、守りたかった国があったし、永輝も必死でした。
ずっと恨みをエネルギーとして生きる辛い役でしたね。
愛奈姫(真彩 希帆 )
まあやちゃん、ずいぶんきれいになっていました。洗練されてきました。未来のヒロイン候補ですね。すごく可愛かったです。
西郷小兵衛(天路 そら)
小兵衛くん、可愛いですよね~。天路さん、美形です!日本物似合います!これからが楽しみな男役です。ふわ~として、目が優しくて甘い男役さんで素敵です。新人公演の川路も素敵でしたしょうね。私、今一番注目してるかもです。
ロマンス!
やっぱり、色彩がキレイですよね!
2階席だと全体が淡い色が優しく目に移ります。薄紫が一番きれいに写りました。
この日は、機材の不具合で途中でショーが中断したのです!!みちふうのデュエットのあと、急に劇場が明るくなってしまい!
20分くらいでしょうか、席でみんな待っていました。運が悪ければ、帰ることになったでしょう。なんとか再開しました。
ロックンロールの冒頭、銀橋で紅さん、かいちゃん、まこっちゃんがアドリブで「舞台止まっちゃうし~」と歌っていて、「待っていてくれてありがとう~」なんてアドリブも。
一旦、集中力は切れちゃいますが、やっぱり愛を感じますね。サヨナラ公演だし、なんとか再開して楽しんでもらいたい、そんな気持ちが伝わりました。
詳細はアナウンスなかったですが、無事幕が下りてよかったです!
イルモンドの場面はあっという間でした!
やっぱり階段を使わないのは、ちょっと物足りなかったかな。そして、ふうちゃんとのガッツリなデュエットも、やはり最後だし観たかったな。
あとのことなんて、考えなくて、みっちゃんの雄姿だけ見せてよ!と今更ながら思いますが、、、それでは納得しないのでしょうね、北翔海莉様は。
短かったトップ時代ですが、本当に夢をありがとうございました!
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