愛希れいかさんヒロインの「ファントム」観てきました!
一言では
「リアル」
ちゃぴさんファンも多いのか、平日夜なのに、2階席まで満員御礼!
カーテンコールはスタンディングで拍手の嵐!
いい時間を過ごしました~
やはり、梅田主催も、東宝も宝塚も「ファントム」は素晴らしい!
ガラリと変わる演出というより、より鮮明に人物が浮き上がる演出で
楽しめました。
感想
エリック 加藤和樹
「1789」の時は骨太なイメージの加藤さんが、
繊細なエリックを熱演
そのエレガントさ、はかなさに目が釘付けでしたー!
城田さんのエリックはゴージャスでしたが、加藤さんのエリックは
リアルで等身大の青年。そこがとても好感です
声が甘く顔がノーブルなので、本当に素敵でした
クリスティーヌとカルロッタへの接し方がまるで
別人で狂気じみてました。
クリスティーヌ 愛希れいか
ちゃぴさんのみずみずしく若い感じが存分に出た役です。
当たり役でしょう
ちゃぴさんは、エリザベートよりクリスティーヌの方が
自然で美しいです。
ビストロの場面、宝塚版ではヒロインが白い衣装ですが、
ちゃぴさんの黄色いドレスが素晴らしかった~
歌は細い音量ですが、きれいな声でした。
シャンドン伯爵 木村達成
華やかで女性の憧れですが、線が細くて、
もう少しファントムと対峙するような圧を感じたかったです。
素敵な若伯爵でまとまってました。
カルロッタ エリアンナ
声量がすごくて、見た目も弾けてました。
ファントムがカルロッタを刺す場面は、サスペンスドラマ並に
生々しかった。
アドリブなのか、カルロッタとショレが小芝居で
笑いを誘ってますが、シリアスで通しても良かったように思います。
アラン・ショレ エハラマサヒロ
お笑いタレントのエラハさんがアラン・ショレとして
妻の尻にひかれる夫として存在していました。
オペラ座を買収した成金としては見えなかったので
カルロッタに対して少し薄い役つくりにしていたのでしょうか。
ジャン・クロード 佐藤 玲
ジャン・クロードを裏方女性で登場させた試み。
面白いと思いました
女性のジャンの方が細やかで気づかいが目立ったからです。
キャリエール 岡田浩暉
ポスターでは若い岡田さんが、舞台では白髪でヒゲを携え、
ガラリと変わっています。
今回、過去のキャリエールとエリックの母を岡田さん、愛希さん
本人が演じているのも、リアルなポイント。
負傷したエリックとキャリエールの親子対面の曲。
宝塚では、二人とも背筋が伸び、朗々と歌い上げますね。
今回は、しゃがみ込み、痛みに耐えるエリックと、為す術もなく
後悔にかられ、横に座るキャリエール。
座りながら話すように歌うリアル。
まとめ
これから年末に向けて梅田芸術劇場公演があります。
ぜひ、今までとはひと味違う「ファントム」の世界を
お楽しみください。