柚希礼音さんがまた今年も挑戦です!
今年で芸歴20周年を迎える宝塚85期生も、現役では、舞咲りんさん、奏乃はるとさん、華形ひかるさんの3人になってしまいました。それでも、みなさん各分野でご活躍なのですから、すばらしいです!
さて、どんな挑戦になるのでしょうか。
日程、会場
2019年2月8日(金) ~3月3日(日)
シアターコクーン (東京都)
キャスト
窪田正孝 / 柚希礼音 / 北村有起哉 / 丸山智己 / 江口のりこ / 大鶴美仁音 / えびねひさよ / 広島光 / 申大樹 / 林勇輔 / 染野弘考 / 小林由尚 / 加藤亮介 / 三浦伸子 / 渡会久美子 / 傳田圭菜 / 佐藤梟 / 日和佐美香 / 清水美帆子 / 本山由乃 / 寺田結美 / 石井愃一 / 山崎銀之丞 / 金守珍 / 六平直政 / 風間杜夫
あらすじ
東京の下町で二人の男女が出会う。精神病院から逃げてきた青年「織部」と宇都宮から流れてきたホステスの「エリカ」。
二人はこの物語の中では恋人同士ですらなく、ただ、『風の又三郎』のイメージを介して結びつくもろい関係。
汚濁した世間で生きていくことができずに病院に収容され、それでも、自分を連れ去る風の少年に憧れる織部は、その面影をエリカの中に見い出す。
エリカは自衛隊の練習機を乗り逃げした恋人を探す道連れとして、この純真な青年を利用する。探し当てた恋人はすでにこの世の人ではなく・・・・。
まとめ
宮沢賢治の短編小説「風の又三郎」をモチーフにした舞台ということで、そもそもよくわからない、あと味のスッキリしないお話でしたよね…?!
小学校に不思議な少年が転校してきて、地元の子供たちに風の神の子ではないかという疑念とともに受け入れられる。
けれども、いじめやら野良遊びやらで、少年を仲間から追い出してしまう。子供たちの遊びの描写を通して、現実世界と土着的信仰との間で揺れる子供特有の世界。
言葉で表すのが難しい世界観をぜひ「唐版 風の又三郎」を観て、心で感じたいですね。チエさんは、ヒロイン「エリカ」を演じます。