2017年月組公演は、トップスター珠城りょうさん主演【博多座】公演の上演作品が決定しました!『長崎しぐれ坂』『カルーセル輪舞曲(ロンド)』二本立てです。この公演は轟理事が主演なさいますね。
私は初演の星組公演を観たことがないです。
『長崎しぐれ坂』
~榎本滋民作「江戸無宿」より~
脚色・演出/植田 紳爾
主演・・・(専科)轟 悠、(月組)珠城 りょう、愛希 れいか
初演は轟悠さん、湖月わたるさん、檀れいさんによって、2005年に上演されました。
日程
博多座:2017年5月4日(木)~5月27日(土)
一般前売:2017年3月11日(土)
初演キャスト
伊佐次 轟 悠
卯之助 湖月わたる
おしま 檀れい
あらすじ
舞台は江戸末期の長崎。
鎖国を守る徳川幕府はオランダと清国だけには交易を許しており、長崎では出島にオランダ屋敷、十善寺村には唐人屋敷が広大な敷地を有していたました
唐人屋敷は、長崎奉行といえども、手出しのできない治外法権の場所でした。
江戸神田明神の氏子である幼なじみの伊佐次、卯之助、おしまの三人がめぐり会います。
十数年のあいだに三人の境遇は激変していた。伊佐次は江戸の大名ばかりを荒らし回り、何人もの人を殺めた凶状持ちとなって唐人屋敷に匿われ、それを追っているのが下っ引き(現代でいう私立探偵「岡っ引き」の構成員)は卯之助でした。
おしまは、家の没落とともに芸者となっていた。あまりにも変わり果てた境遇の違う三人だが、共に心が通うのは懐かしい幼いころの江戸のこと…
まとめ
轟理事とたまきち、ちゃぴが幼なじみって、かなり無理矢理なんですが、何とかなるのでしょうか。「星逢一夜」を想像してしまうのですが…
元気で可愛いちゃぴが、しっとりした芸者になるのも見どころですよね。
二人きりのロマンスというより、美貌の幼なじみが同級生の運命を狂わせてしまったような切ない現実を予想してます。
江戸ものってカツラも独特だし、平安時代みたいに雅じゃないし、戦国時代のようにかっこよくないし、微妙ですよね。似合うの?って。
初演では、ゆうさん、とよこさん、ちえさんの3人が仲間役で、蒼々たるメンバーですよね。
再演キャストも男役スター朝美絢さん、暁千星さんに期待してます!
あと、たまきちは2番手期間が短すぎる分、トップになってから主演が増えて今大変だと思うのです。轟理事の下、また成長できるといいです!
月城かなとさんが、月組配属になっていますよね、この時期。この公演に出演されたら、どのお役なんでしょう。銀二貫でちょんまげ姿もお似合いでしたし。。。
とにかく、月城さんは好きなので、月組で推して行きたいです!!
『カルーセル輪舞曲(ロンド)』
2017年は「モン・パリ」誕生から90周年にあたるそうです。
月組は、日本を出発しパリに着くまでを描い「モン・パリ」に対し、パリから出発して宝塚を目指す世界巡りの形式のレビュー、面白そうですね!
「モン・パリ」で初めて大階段を使用したそうなので、原点回帰の意味を込めて
衣装もパリも出てくるので華やかでしょうね。
宙組もの記念レビューは、スパーレビューで「お祭り」がテーマのレビューです。
まとめ
「伝承する」ということは、ただ昔のままではなく、現代の風も入れて工夫し、新しい作品に仕上げるのが素晴らしいです。
ぜひ、各組の記念レビューを観たいです!