ナポレオンを観て
柚希さんが2014年に最後の舞台「ナポレオン」、有終の美という感じでした。
みなさんはどんな印象、感想をお持ちでしょうか。
戦争にあけくれても宝塚らしく愛に主軸を置いた気がします。
宝塚はいつもあらゆる愛の形を提示してくれますね。
今回はジョセフィーヌ目線で観劇しておりました。
もっと初めからナポレオンの激しさ早急さ一途な魅力に気づいて同じように愛せたなら。
ナポレオンの孤独やストレスを癒せる存在になれたら。
男性は激しく求める女性と癒しを与えてくれる女性、両方を求めると思います。
美貌で求愛され続けている正妻でありながら、地位を剥奪されてしまったのは、政治的な立場がからんでいるけれども、隣にいた時代は、癒せなかったからではないでしょうか。
皇后を退いた後は、よき相談相手として友人関係であったようですが、妻であるとナポレオンには疲れ切ったように思えます。
愛という想いは年齢や立場、未来によって相手への与え方が変わるのかもしれない。
嫉妬もし、傷つけもした日々もある。無関心になったように見える日々もある。
けれども愛をなくすか持ち続けるかは自分が決めていいのですね。
自分の想いに応えてもらえなくても、寵愛がなくなったように見えても、自分まで愛を無くさなくてよいのでしょうね。
そう考えると、好きな人には素直でいたい。寂しいなら寂しいと言いたい。
そして愛してほしいと言いたい。
そして出逢えたからにはずっと一緒にいたい。
ソロコンサート「REON JACK」
東京公演
2016年3月26日(土) ~ 4月11日(月)
東京国際フォーラム ホールC
柚希礼音さんが来月3月にコンサートを行います。退団されてからも勢力的に活動なさっています。応援しております。