『ベルリン、わが愛』『Bouquet de TAKARAZUKA』の千秋楽をもって、宝塚を退団する星組男役スター、夏樹れいさんのサヨナラ特別番組。
スカイステージのこの特集はいつも好きで見ています。
夏樹さんは、
2007年星組公演『シークレット・ハンター』で初舞台を踏み、星組に配属になりました。以後ずっと星組ッコ。星組しか知らないとおっしゃいますが、そこしか知らないからこそ、愛してるという気持ちは、私にはよくわかります。
私も現在の会社しか知りません。転職して入社する方も多い中、我が社を愛してるという意味では、夏樹さんの気持ちがわかります。
夏樹れいさんに寄せて
夏樹さんは、ご自分を優等生ではなかったと語ります。お芝居が苦手だったとも。それが、ある新人公演のお稽古がきっかけで変わったとも。
今では持ち前の歌唱力を生かし星組の舞台で活躍し、ショーやお芝居でも女役もこなし、インパクトある美しさを誇っています。
また、スカイ・ステージでは、第3期スカイ・ナビゲーターズも務めました。司会というお仕事は、舞台と違ってお勉強になったと思われます。
好きだった役
私の夏樹さんの好きだったお役のベスト3は
1位 「桜華に舞え」村田新八
2位 「ベルリン、わが愛、ジョセフィン・ベイカー
3位 「スカーレット ピンパーネル」サン・シール侯爵
新人公演時代はあまりわからなかったので、最近の役になります。
ショー場面では、『ロマンス!!(Romance)』のスパニッシュの歌手や、『ガイズ&ドールズ -GUYS & DOLLS-』クバーナの歌手が印象的でした。
退団されても、歌でどこかでお目にかかれるのを楽しみにしています!!
ジョセフィン・ベイカーについて
「黒いヴィーナス」と人気があったジョセフィン・ベイカーは、非常に貧しい環境の中で育ったようです。そのためか、13歳で、母親によって年配の黒人男性と結婚させられるが、数週間しか結婚生活は続かなかったそうです。
彼女のキャリアは、16歳で劇場でのデビューから始まります。
歌手としてもデビューを果たしたのち、第二次世界大戦の最中を、ベイカーはドイツ軍に北部を占領され、フランスと北アフリカで過ごした。
また飛行士の資格も取得し、中尉になっていたそうです!
その後、フランスで最も成功したアメリカ人となったベイカーは、祖国アメリカでは、人種的な差別、偏見にさらされました。のちに活発になった人種差別撤廃運動に参加しています。
夏樹さんの演技にも、ジョセフィン・ベイカーの魅力の裏側にある、強い意志を感じました。喝采を浴びるキレイの背景には、大変な経験があったんですね。
東京宝塚周辺おすすめメニュー
マロニエゲート1にの4階にある「サンデーブランチ」の銀座はちみつ発酵バターのフレンチトースト。屋上で飼育しているミツバチのはちみつです。地産地消です。いちおしメニューです。
こちらのお店は、お食事もおいしいです。ペスカトーレもあっさりとしておいしいです。席もたくさんありますので、ご観劇の前後にいかがでしょうか?