「ひかりふる路 革命家、マクシミリアン・ロベスピエール」「SUPER VOYAGER!」が好評な雪組。スカイステージ11月は望海風斗さん特集&まーさま特集です。
望海風斗さんの魅力はなんでしょう??
ドン・ジュアン
この舞台は当時チケットが取れませんでした。とても観たかったのでスカイステージで早々に観れてうれしいです。
しかし…
かなり破滅な内容です。
ドン・ジュアンのようなまずいよね…と思うダークヒーローも、スミレコード大丈夫??と思うようなセクシーな娘役さんたちも小劇場でなんとか収まっていました。
わかりずらいヒロインも、有沙 瞳さんかなと思って観進めていくと…
彩みちるちゃんだったんです。
アンダルシアの美女役、煌羽 レオ さんの女役が腹筋が割れて黒塗りで超セクシー。有沙さんも「え…」って思うようなナンバーがあり、こういう世界観が「ドン・ジュアン」なんでしょう。
そして、衝撃のラスト。
あと味のキツイ作品でしたが、気づきました。この作品は望海風斗さんでないと、破滅とキレイを両立できないんだと。
虞美人
望海さんのお役は太守の娘、桃娘(とうじょう)。初めて望海さんと出会った作品です。中堅の2、3番手の娘役さんかな?などと思っていて、次作「麗しのサブリナ」くらいで、え??男役さんだったの?
なんて…寝ぼけていた私です。
ところで、桃娘は、なぜ望海さんだったのでしょう?娘役さんも豊富な花組でしたのに。
今になって思うと、桃娘は太守の娘で世間知らずのお嬢様。それが父が殺され密かに項羽にかたき討ちをしたいと考え淡々と虞美人に取り入ろうと考えた、なかなか骨のあるお嬢様です。
お嬢様の硬い感じと、たくましく項羽ののど元まで迫っていく勇ましさが当時の望海さんは等身大に演じられていたと思います。なんと、華形ひかるさんを刺してしまうし!!
声も、娘役相当に高めで、それでいて聞きやすく、中国の女役が洋物より女性らしく映りました。韓信とのラブも
ぜひ、「虞美人」ご覧ください。貴重な望海さんの娘役です。
まとめ
望海さんの魅力は、ドン・ジュアンのような超男であることや、女性を演じると、もともと女役さんでしたか?と勘違いするほどキレイな女性像を作り出すことです。
そして高音もうますぎる。
望海さんの高音といえば、宝塚とディズニーのコラボしたCDで、「魔法にかけられて」の「そばにいて」は何度聞いても素晴らしいです。
トップスターになってからは、女役はないのでしょうけれど、一度くらいショーでも観てみたい?!と思いませんか??
華かやなパリのショーか、トゥーランドットのような壮大な音楽で美声を披露してほしいです。