彩風さんの初日挨拶が忘れられないくらいインパクトがありました。
千秋楽も感涙がありました。
それだけ公演中止になることは辛く悔しいことなんですね。
今まで他組の挨拶でも主演の方が悔しさを言葉にしてきましたが、
彩風さんのご涙にもらい泣きしました。
今年1月に中止になり、2月に梅田で再公演できることが決まって、
この公演は本当にラッキーだと思います。
感想
ACT1「海風(Sea Breeze)」
彩風さんのパイレーツ姿に見とれる!
アポロン朝美さん、セレネ朝月さんのゴールド×シルバーの衣装が優雅。
美穂さんの衣装もキラキラで素敵。
キャストの色味の抑えた船員服が統制がとれてます。
野々花 ひまりさんの明るい笑顔が印象的。
最初に降り立った国で、クラブ内でのタキシードに長髪の彩風さんが素敵すぎる。
クラブの歌手は美穂さん。ここは、歌うまの雪娘役さんでもいいのでは…
クラブの美女朝月さんはシルバーのドレス、一貫してセレネなのでしょう。
野々花 ひまりさん、希良々 うみさん、色っぽいです。
眞ノ宮 るいさん、女役が繊細でした。縣 千さんもカルメンで登場。
2場面のヒロインを男役でというのがインパクトはありました。
私はこの2場面が、他の場面を思い出せないほど残りました。
華世 京さん長身でダンスも前列でかなりの抜擢。若さ炸裂で頑張ってました。
一部の最後は、「海の見える街」でダンス。彩風さんと朝月さんの名場面蘇る感じでした。
JAZZバージョン「海の見える街」でダンス、また観たいなあ…
ACT2「彩風(Colors of the Wind)」
宝塚的なレビューの数々。
ローマの場面が印象的。花組の『スパルタカス』のフィナーレナンバー??
名曲ぞろいな。
印象的なのは有栖 妃華さん、花束 ゆめさん、音彩 唯さん。
歌がうまくて可憐で、雪の結晶のような可愛い娘役さん達。
軍服を着た彩風さん、縦ロールの朝月さん令嬢とデュエットも麗しくて。
日本のお祭りマンボもありましたが、夏の公演だし似合ってました。
宝塚に到着し、自然とクラシカルなフィナーレになる演出はさすが。
やっぱり私は宝塚の王道レビューを観ると幸せになります。
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見守っています 雪組『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』公演中止