これで見納め!東京「ポーの一族」 感想

東京公演「ポーの一族」見納めてきました。
前半より煮詰まって感情が乗っているのは千秋楽間近だからでしょう。
フィナーレのデュエットでの二人、二人の世界というか目線がバチバチ交差していました。
この気分はエドガーとシーラ?明日海さんと仙名さん?
この世ならぬ二人というこの作品の雰囲気が漂って、ぞわっとしてしました。
フィナーレのお衣裳も大好きでした!スモーキーピンク、スモーキーグリーンと、原色でないのが世界観を出してます。

東京公演やっと観てまいりました~。 買いたいグッズやお茶などいつもより散財している公演です。 もちろんルピシアの薔薇のオリジナル...
「ポーの一族」オリジナルティーは、大変好評を賜り、宝塚大劇場分の販売予定数に達し、完売となりましたね。 東京公演中もすぐなくなってしま...
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感想

エドガー・ポーツネル 明日海 りお

本日もきれいなエドガーです。怒ったりわめいたりすると痩せすぎなのか、お顔がしわしわしてるような…やはり痩せすぎちゃったのかな?
2階席だと、子供の役つくり?動作がとても子供を意識してるのがわかります。
ジャン・クリフォード達と過ごしてる時期は、すでに100年以上生きているけれども、肉体は劣化しないけれど精神は劣化しないのかしら??
ポーツネル男爵一家は改めて美しい一枚の絵に見えました。
エドガーの恋心について。
シーラが男爵と結婚しなければ、こんなに男爵に反攻しなかった?
メリーベルへは兄としての感情しかなかったと思います。

シーラ・ポーツネル男爵夫人 仙名 彩世

シーラは「ゆうるりと」に代表されるように優しいです。雰囲気もゆきちゃんの持ち味と重なって、あんなキレイで優しいお姉さんにそばにいてもらえたら、癒されるだろうなーと思いました。
男爵が一族に加えたいのがわかります。
永遠の愛って、喧嘩や不倫はないのでしょうか??

アラン・トワイライト 柚香 光

自分の周囲で好きな人が一人もいない可哀そうな少年。そのやさぐれた感じがいじわる心になっているのが、よくわかります。
愛情不足なんですよね。
ロゼッティが生きていれば、ヴァンパネラ一族にならずとも悲しみを共に癒してくれる友がいただろうに…
はかなく美しく折れそうな少年です。

フランク・ポーツネル男爵 瀬戸 かずや

原作の男爵はもっと年配で、ただ怖いんですが、瀬戸さんは、もっと声を抑えて、エドガーに理解を求めてるようでした。
シーラが大けがを負った際の判断は正しかったの?
どこかに隠れて一日待って、夜に街を出る…とか考えちゃいました。

メリーベル 華 優希

メリーベルも、もっと笑顔を見せて、少女らしい感情があってもいいのになあ…と。演出なんでしょうけれど、メリーベルファンには
どの時代も永遠に求愛され続ける少女として、描かれてもよかったのになあ。。

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マーゴット 城妃 美伶

ただのわがまま少女ではなく、親もそれなりにお金に困っていて、縁談をもちかける。そこに自己犠牲があるのが耐えられないのでしょう。
アランに同情するとか、親のいいなりや価値観を打ち捨てれば、もっとアランとも打ち解けたはずですね。

ブラヴァツキー 芽吹 幸奈

なんだか、パワーアップしているような…

ヴァンパネラではないけど、霊能者の威圧感をすごく感じました。
オルコット大佐が補佐役に見えてしまいました。

ユーシス  矢吹 世奈

ちょい役に描かれてますが、結構メリーベルの運命を左右する役ですよね。
正面を向いてほしかったですが、金髪の髪を際立たせるために横向きでお芝居をしていたのでしょうか?

ジャン・クリフォード 鳳月 杏

ヴァンパネラと人間の違いが出ていたと思います。
ジャンから感じるそれは、人間の「いいかげんさ」です。
シーラや男爵、エドガーは冷静で完璧な印象です。

バイク・ブラウン 水美 舞斗

作品の進行役、劇中でも本流を邪魔せず存在感出ていました。いるのといないのでは、作品全体の印象が違う、こういうお役って難しいし、把握して演じてるようで、上手だなあと思いました。

格好いいのにもったいないと思いますが、贅沢な余韻がいいですね。

大老ポー  一樹 千尋

ヒロさんって専科中の専科ですね。一族の長として君臨する雰囲気、世界観を出すの、ヒロさん以外にできません。本日も素晴らしいです。

老ハンナ 高翔 みず希

組長も最初の頃より、声が艶やかで優しさと、薄気味悪さ両方をよくわかるように演じてらっっしゃいました。

カスター先生 飛鳥 裕

千秋楽まであと数日。ナガさんの台詞一つひとつが娘への愛情、宝塚愛と感じる瞬間でした。

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『これで見納め!東京「ポーの一族」 感想』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2018/03/22(木) 13:50:15 ID:6bc891472 返信

    きーこ様、2018年1月3日「『ポーの一族』原作はどこを読んだらいいのでしょう?」のコメント欄返信がいっぱいのため、こちらに致します。ブラヴァツキーはご紹介したマンガにも書かれているように、きーこ様の解釈で合っています。ポーの紅茶を購入できたので終わってしまうのは寂しいのですがしばらく楽しめそうです♪ 次は、来年星組の「ベルばら」が待ち遠しいです。オスカル:礼真琴さん、アンドレ:瀬央ゆりあさん、マリーアントワネット:有沙瞳さん?あくまで予想。「ベルばら」と言えば宝塚ですから、すごいことになりそうですね。舞台を観たことがないので、原作を読んで気持ちをまた高めていきます♬

    • 名前:きーこ 投稿日:2018/03/22(木) 20:49:45 ID:a467a306d 返信

      こんばんは♪
      お読みいただきありがとうございます★
      紅茶おいしいですね♪もう少しバラの香りが強くても大丈夫ですが!
      「ポーの一族」再演も難しいでしょうから、DVD売れそうですよね。
      私は月組「ベルサイユのばら」を観たことがあります。龍さんアンドレ、明日海さんオスカルでした。
      今の星組でもフェルゼン編でも良さそうだと思います(^_^)/~オスカルはまこっちゃん。
      アンドレせおっちで。そうすると、くらっちはロザリー。。。
      原作なら愛蔵版がオススメです♪
      また、よろしくお願いいたします。