サウンドオブミュージックを観て
去年に引き続き2回目のサンウドオブミュージックを観ました。
今週1月31日で千秋楽を迎えます。土曜の夜公演でしたが、1階は満席です。2階もきっと埋まっていそうです。拍手が上からすごいです。みなさんも慣れているようで何度目かもしれません。笑いのタイミングとかわかってらっしゃいます。
この日のキャストは
マリア | 江畑晶慧 |
トラップ大佐 | 深水彰彦 |
修道院長 | 秋山知子 |
エルザ | 八重沢真美 |
マックス | 勅使瓦武志 |
シュミット | 大橋伸予 |
フランツ | 川地啓友 |
シスター・ベルテ | 久居史子 |
シスター・マルガレッタ | 奥平光紀 |
シスター・ソフィア | 土居愛実 |
ロルフ | 小林清孝 |
先月もマリアは江畑さんでした。江畑さん、笑顔がとてもキュートでぽっちゃりしたところが可愛いです。明るくて、いるだけで楽しそうな雰囲気はマリアにぴったりです。
トラップ大佐は役替わりで深水彰彦さん。始めて拝見する役者さんです。映画の大佐の面影に近い厳格な方です。歌う時は優しい声になり、マリアに心惹かれていく様子がおずおずとしています。
私が一番心に残るのは修道院長です。「すべての山に登れ」の歌も素晴らしいですが、あの貫禄、信念を貫く強さは、秋山知子さんが適任です。先月も同じ場面で泣きましたが、今回も胸にしみました。
感想
「たとえ道は険しくとも、神は導きたまう」この歌詞が勇気とやる気、今の自分に力をくれます。すべての山になど登れるわけもないけれど、そういう気持ちで進めということでしょうか。「神の意志を見出すのです」のセリフにも感動しました。自分のやりたいことを探すのではなく、自分の使命を見つけ出す、このことに感銘を受けました。きっと誰もがあると思うからです。
トラップ家の子供たちは先月と変わらずほぼ同じ顔触れでした。
長女リーズルは、思春期の女の子の神経質な変化を好演し、長男フリードリヒは年齢はまもなく声変りだと思いますが、ソプラノをよく歌いこなしていました。
次男以下の男の子、女の子達は素直でかわいらしく好演しています。幼いからあまり特徴的でありませんが、ブリギッタ(女の子)はよく個性が出ています。
時代はナチス侵略された背景のオーストリアで不穏ですが、その中で音楽のすばらしさ、山々の神々しさ、家族の大切さ、愛、心のつながり、歌を通じてそれらが一層大切だと引き立ちます。
千秋楽まで、あと一週間!!頑張れ、マリア先生と子供たち!!
↑上記は劇団四季カフェで一番好きなメニューです。アップルパイ。あっさりしてとてもおいしいですよ。秋・春劇場併設のカフェにて販売中です。ご賞味くださいね。