来年新春の宙組公演はコメディ＆お祭りレビューに決まりました！大劇場でコメディも星組以外、最近ありませんでしたから、春から楽しくなりそうですね！
「王妃の館」は２０１５年に水谷豊さん主演映画でヒットしました。あの、オカッパ頭＆眼鏡、半ズボンに派手なジャケットという個性的なキャラクターが印象に残っている方もたくさんいるのではないでしょうか？
王妃の館
★主演･･･朝夏 まなと、実咲 凜音
★脚本・演出･･･田渕 大輔
★宝塚大劇場：2017年2月3日（金）～3月6日（月）
一般前売：2017年1月7日（土）
★東京宝塚劇場：2017年3月31日（金）～4月30日（日）
一般前売：2017年2月26日（日）
一部キャスト
北白川右京【セレブ気取の恋愛小説家】 朝夏 まなと
桜井玲子【旅行代理店の女社長】 実咲 凜音
ルイ14世 【フランス国王】真風 涼帆
ストーリー
シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ。日本語で“王妃の館”を意味する、パリの一流ホテルに宿泊できる超豪華ツアーに、日本から２組男女１１名のツアー客たちが到着した。
これまで自作の数々が映画化されている売れっ子作家・北白川右京をはじめ、美人OL、成金実業家にホステス、女装家、元詐欺師・・・と個性派揃いの面々だ。
旅行会社の女社長とその社員・戸川光男引率のもと、それぞれパリ観光を楽しむツアー客たちをマイペースに振り回すのが北白川右京だった。
彼は１７世紀のルイ１４世を主人公にした新作小説執筆の為にツアーに参加しており、ツアーそっちのけで新作小説を構想。
ひとたびインスピレーションが湧くと、我を忘れ自分の世界に没頭してしまうのだった。
一方で、人知れず悩みと事情を抱えてパリに来たツアー客たちから悩みを打ち明けられ、時には神がかったアドバイスまでしていく。
そんな中、旅が進むにつれ、右京の物語は佳境へ！ その小説を回し読むツアーメンバーたちはやがてそこに書かれた１７世紀の世界へと迷い込んでいく・・・。
映画ではこんな感じで進められて行きます。まあ様が右京役だとすると、シェイクスピアに続き「物書き」役で、このたびは奇抜な格好で、３枚目？
宝塚らしく１７世紀のパリを舞台に劇中劇で時代を行き来する構想になるのでしょうか？
登場人物も多く、セットも華やかになりそうで大劇場公演ではぴったりです。
脚本・演出／田渕 大輔先生
先日観劇した「ローマの休日」を脚本演出なさった先生です。
「ローマの休日」はローマの街並みや建物風景が映画で印象的でしたので、舞台化も難しいだろうと思っていました。
しかし、先生はまさに、私たちをイタリアへタイムトリップさせてくれました！空間使いが素晴らしかったです。スクリーンの平面と立体的な階段で、まるでローマそのものでした。
素敵な演出家の先生だと思いました。先生と呼ぶにはお若くて、生徒さんとも近い感覚で魅力を引き出してくれそうです。
「VIVA！ FESTA！」
世界のお祭りショー！ありそうでなかった構想のショーですね。
世界各地のお祭りのレビュー、日本のソーランもあるようです。
作・演出は中村 暁先生です。宙組は長身でイケメン揃いですので、パワフルなレビューになりそうです。「バレンシアの熱い花」でも中村 暁先生は演出なさっています↓
