【感想】大劇場雪組『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』『Prayer~祈り~』サヨナラショーは麗しさから格好良さまで

『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』『Prayer~祈り~』大劇場千秋楽

おめでとうございます!寒さ厳しき折、全員揃っての千秋楽完走良かったです。

退団者3名の娘役さん。ご卒業おめでとうございました。アットホームであり、

華やかさありでした。

さて、『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』の衣装のキレイさ!

男役の洗練された衣装の着こなし、ハット、ネクタイ、格好良すぎです。

娘役が沢山ご活躍の本作品。個人的に見どころは娘役達だと思いました。

男役は政治側の貴族、ブランメルを利用してる王侯貴族に大別。

本作品の楽曲も心にじむように、沁みます。

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感想

ボー・ブランメル 朝美 絢

ボー・ブランメルはできあがった男のように思っていましたが、暗い背景がまとわりついて

反骨精神が生まれたと感じます。ブランメルが何に反骨を持っているのか、

まだわかりません。己の信じるものを貫く強さが美学なのか。時の権力者に逆らい、全てを

失っても構わないなら、反骨の先にある美学とは、努力がいるもの。苦しい道です。

ハリエットとの美し過ぎる並び、衣装の数々の着こなしは最高でした。

ハリエット     夢白 あや

女優というより女王のような貫禄を感じました。衣装の豪華さは圧巻でした。

ブランメルとの苦い過去を乗り越え、プリンスの寵愛を得てるのはさすが。またそれは、

多くの女性の敵を作ったことになるけれど、平民ゆえか、社交界で駆け引きは上手がいた。

貴族の社交界の恐ろしさを見た気分です。

みずみずしく、うっとりする、あやちゃんでした。

プリンス・オブ・ウェールズ  瀬央 ゆりあ

歴史上でも国思いではないプリンス。アントワネット同様、浪費家な王族。

ブランメルに心酔してしまうのも、ミーハーがゆえんか。確かに豪華な生地、派手な装飾より

すっきりした衣装の方が王族の威厳は見えるもの。瀬央さんの歌唱が益々よくなってます。

ウィリアム・ブランメル 諏訪 さき

特筆すべき役者。リトル・ジョージおよび、ロココの夢のみなさん。ひとかたまりでまるで

亡霊。この演出は想像できなかった。インパクトがすごい。声で諏訪さんと気づきましたが、

最初は誰・・・と思ってしまった。

そこまで息子を束縛して、世の中を恨んでいたんでしょうか。奇怪な存在。

リトル・ジョージ  愛陽 みち

メイクも諏訪さんと合わせていると思います。普通でいたいという気持ちもありそう。

父側の思考には反対のような。たびたび親子で登場するので、常にブランメルの心を

苦しめる存在なのかも。

キャロライン皇太子妃  音彩 唯

史実はとても太っていたらしいけれど、宝塚ならではの可愛らしくも、頭脳明晰な妃。

衣装が豪華でキレイでした。待ってるだけじゃない正妃としての誇りか。

デボンシァ公爵夫人  華純 沙那

大活躍の華純さん。上級生のような演技力でした。見た目もハリエットよりずっと年上に

見えるのが上手だなあ。何か企んでるというのが、緩やかにわかって怖い。

この役は新人公演で白綺 華さんが演じますが、ぜひ見たい役作り。この役はとても面白い。

『Prayer~祈り~』

世界には色んな祈り方がある。祈りとは誰でもがどこでもできる儀式。不安から祈ることも

あるけれど、希望を込めてすることであり、感謝や愛を感じる。そして明日も頑張りたい。

そんな気持ちになれるショー。

オギオチャ、韓国も雪組にとっては馴染みある国。東京公演もオギオチャ頑張って!!

サヨナラショーは、夢白さんの美学が詰まったショー。

ユンセリもトップスター並に格好良かった!

前回の記事↓

朝美 絢流 英国ダンディズム『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』『Prayer~祈り~』

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