『ロミオとジュリエット』
一幕すぐのヴェローナの場面、こんなにも憎しみが渦巻いてると
一瞬で感じるパワーがすごい。
この毒のような憎しみの渦を解毒できるのか?
ロミオとジュリエットは偶然出会って恋に落ちたように見えますが
両家の解毒となる役割まで目が離せませんでした。
そのくらいヴェローナ場面にまがまがしさを感じました。
キャストのみなさん、すごいですね。狂気でした。
それから、初演は衣装に派手さに目が行ってしまったのですが、
今回は自然な雰囲気もありよりリアルさを感じました。
フィナーレパレードのジュリエットの衣装はとてもキュート♡
感想
ロミオ 礼 真琴
ロミオの優しい雰囲気と礼さんが自然に溶け合って、
ロミオは他のモンタギューの青年と違う!何かを持っていると思いました。
本当に笑顔が優しげでモンタギュー夫人が過保護と言われてしまうのも
わかる!
見終わったあと、しばらく礼ロミオの笑顔が離れない…
仲間とキラキラ過ごす表情、死をどこかで感じながら生きる表情も人間らしい。
ジュリエット 舞空 瞳
ロミオと同じくらい純粋な信念。
16歳の女の子のはしゃぎ様なのだけど、単に恋は盲目と思えない、
大人ですらできない行動に感動!賢いジュリエットな印象。
気づいてもやろうとしない大人達を叱るような印象も。
今までの可愛く儚いジュリエットというより、
尊敬し賢いヒロインと感じました。
ロミオといるときの笑顔はとびきり可愛かったです。
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