群衆芝居に心震える、『ロミオとジュリエット』もそのひとつと思います。
運命の恋する二人のバックには、キャピュレット、モンタギューの若者たちがいます。
ティボルトやマーキューシオ、ベンヴォーリオの主な配役以外にも
上級生も下級生も、それぞれの一族で生きづいています。
一幕すぐのヴェローナの場面、まがまがしさを感じました。
こんなにも憎しみが渦巻いて一瞬で感じるパワーがすごい。
ああ、何代にもわたり争い続けるわけよ。
両家のパワーある毒がずっとエンディングまで残り、
霊廟で二人が死ぬまで、両家は呪いのように解毒されません。
上級生パワー
上級生は、一人一人が存在感を感じました。
そんなみなさんが集まったら渦巻きますよねえ。
個性豊かで派手なところが大魅力の星組。そう、派手な星組が好き!
キャピュレット側では、音波 みのりさん。
赤い衣装が抜群に似合い遠目でもすごくきれいでした。
紫 りらさん。
芝居心があるので毎回楽しみです。髪型に工夫され鋭い感じでした。
ひろ香 祐さん。
やはり髪型を工夫され、ダンスもキレキレです。赤チームは全体的にナイフのような印象。
モンタギューでは漣 レイラさん。
背も高いので目立ちますし、髪型が長髪!フィナーレもそのまま出演され
上級生は役作りがすごいですね。
朝水 りょうさんも、ファンキーな兄ちゃんでした。
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