東京公演「瑠璃色の刻」観てきました♪とってもノーブルな世界、素敵でした♡
赤坂ACTシアターはわりと小劇場だと思うのですが、コンパクトながら時代が動くエネルギーを感じました。
公演メニューはなかったのですが、東京でも「蒼瑠璃」販売あるとよかったです!ブルーハワイみたいなカクテルとか、例えばあの水晶玉とかも!何か瑠璃色のおみやげがほしいところでした。
さて、主要キャスト3人の感想を記載させていただきます。ネタバレはありません。
感想
シモン(サンジェルマン)美弥るりか
みやちゃんって改めて華奢で女性的ですね。他の男役さんより格段に足が細い!!フェアリーなジェンヌさんの筆頭です。
みやちゃんの衣装は上品な紺色でとても貴族的です。衣装がとにかく素敵でした~。今回、神席で観劇することが叶ったのですが、出演者となんと、目が合う(錯覚)こと!
神席で全体がよく観えると、月組さんはフェアリータイプが多いことに気づきます。そしてみやちゃんの声が甘くて聞き取りやすくなりました!ちょっと以前は声がこもって聞きづらかったような気がします。
この話と主人公は今のみやちゃんのイメージにぴったりです。学年としても、大人っぽいイメージも。
私はみやちゃんが星組時代から好きです。最近は若手にバウ主演も回ってますが、まずは上級生主演作品を増やしてほしいです。
予備知識ない私は、この話はサンジェルマン伯爵の呪いか?と思いました。
ジャック 月城かなと
ニューフェイスかなと様。
月城さん、月組で一段と存在感増してました。月城さんはやっぱり、できあがっているビジュアルですね。目がキラキラしてすごくかっこよかったです♡
前回「ケイレブハント」で役がクズ男(ごめんなさい…)だったので、今回、男気のあるまっすぐな男でした!
月城さんは、貴族的なレースコスチュームより、市民や革命服みたいなシンプルなデザインが似合うと確信しました!それは、月城さんの雰囲気が男性っぽいからだからと思います。ですから、前回のスーツものが似合うのかも。
異動でいらして、みやちゃんの親友役で気持ちも落ち着いたのではないでしょうか。みやちゃんは、本当に優しそうですし、お話聞いてくれそうです。
みやちゃんとセリフを交わすとき、目線が信頼し合ってる感じでした。フィナーレでもれいこちゃんがみやちゃんを頼りにしてます!みたいな印象を受けました。優しいお姉さんなのでしょう。
れいこちゃんのフィナーレダンスがかっこよかった!!☆彡やっぱりキメッキメのキザりが合いますね~。目の保養!!
アデマール 海乃美月
このお話のヒロインはマリーアントワネットでないところが、「1789」のオランプのような設定です。
市民の役なので、華やかさにはかけるけど、けなげに生きているアデマールです。うみちゃんは、綺麗なのに少し華が弱いんですよね。
うみちゃん、お化粧が大人っぽ過ぎるのではないでしょうか。美人なので年齢より上に見えるので、自然な透明感を…
アデマールとシモンの男女のラブは感ぜず、肉親愛とか友情を感じます。革命時期、苦労を共にしてるのでそういう設定になりますよね。
フィナーレで、みやちゃんとのデュエットダンスは、フランス人形のようでした。夢夢しい衣装と空間でクラシカルな王子様、お姫様のようで宝塚はこれだ!!というくらい酔いました。
このフィナーレがついてるのが、デザートのようで、東宝や劇団四季と違い、フルコースをいただくような贅沢感があります。
まとめ
月組の半分と言っても、下級生まで役が浸透してまとまりある舞台でした。サンジェルマンのダンスシーンも見応えありました。斬新な演出です。
大道具はほぼ一つで見せる空間の使い方も素晴らしいです。
みやちゃんの終演後の挨拶の言葉はとても舞台愛、宝塚愛を感じます。私たちが元気や希望をもらっているのに、みやちゃんの人柄は温かいです。