星組『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』。
『斜陽の国のルスダン』でもタイトルは良さそうでしたが。
『エリザベート』や『アナスタシア』もありますし。
タイトルが変更になっていることで、”退団”を想像されているファンの方もおられます。
私は単純にディミトリ王子の宿命を描いた作品と思っているのですが、
どうでしょうか…
運命に翻弄されながらも、ただ一人の女性への愛を貫き、
激動の時代を颯爽と駆け抜けた青年の生き様。
画像から、ヨーロッパとオリエンタルが融合したような衣装。
国の風景や地形や街並み、どんなでしょうか。
宝塚の舞台セットは素晴らしいので想像するのも楽しみです。
礼さんの儚げで不安げな王子の表情。すでに役を膨らませているかのよう。
美しく凜とした舞空さんの高貴さ。
星組トップコンビは充実で安定。
画像だけで物語に誘いこまれます。一本物でゆっくり観たい!
王家は政略結婚が世の常なのに、王子とは言え好き合った幼なじみと結婚できるのは
ルスダンは幸せですね。
山脈の緑豊かな草原で生育する美しい紫色の野生の花。
鮮やかな紫の花は二人の思い出なのでしょうか。
この夏は予習で斜陽の国のルスダン を読むのもいいかもしれません。