柴田 侑宏先生の名作「炎のボレロ」復活
私が知る限りでも柴田先生作品は悲恋が多い。
「炎のボレロ」
数少ないハッピーエンドの一つです。困難は多いけど最後はハッピー。
今のご時世にも不思議と勇気をくれる作品です。
のんびりしたテンポなのに、スリリングな内容で、
人間関係がわかりやすく、ハマル!
主題歌が素敵です~。二組のカップルの見比べもおいしい。
全国ツアー、盛り上がっただろうな~、この作品。
色んな配役の良さが満載でした。
ところで、
ジェラール役の紫苑ゆうさん他、
当時の星組OGの方々はご覧になってどうだったのでしょう?!
キャスト
アルベルト 彩風 咲奈
なんて、清々しい青年でしょう!
足が長くて、かいきん襟が華やかで。ルックス良すぎ!!
弱気を助け、情に厚く、カテリーナを見る目は優しく、
かっこよすぎなヒーロー、なかなかいません?
もう少し黒塗りでも個人的は好みです。
画面越しだったので、薄いような気もしますが、
全体的にもっと黒塗りでもよかったような…?
咲ちゃんのイメージにぴったりな配役でした。
ソロあったかな?というくらい歌ってないですが、
この物語はデュエットが生きる宝塚らしい作品で素敵です。
カテリーナ 潤 花
屈託ないお嬢様らしい雰囲気が持ち味なので、ぴったりです。
アルベルトに出会う第一声の笑い声、もう少し上品な方がいいのかな?
カテリーナは陰謀の中でも明るく一生懸命、という印象でした。
台詞わまし、表情豊かで可愛らしかったです。
歌も上手ですね。声がきれいで聞き取り易いです。
特に相手役を見る目の動きが多く、今までと違い研究したのでしょうか。
前回の記事↓
『炎のボレロ』と再々演「Music Revolution!」