禁断の新作…「恋におちたシェイクスピア」感想

6月からスタートした劇団四季新作「恋におちたシェイクスピア」観に行きました。
待望の新作とあって、四季の重鎮が固め、主役二人はフレッシュならがらも実力ある若手二人でした!
四季のよいところは、誰が主役でも成立する頼もしい劇団ということです。全員が主役を張れる実力がある。
その中でも、主人公は昨今注目の若手二人です。

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感想

ウィリアム・シェイクスピア 上川一哉

上川さんのシェイクスピアは透明で好感もてました。
シェイクスピアは巨匠のイメージですが、普通の男性で普通に恋をし、文学のライバルに嫉妬し、虚栄もあるごく普通の人間でした。

ヴァイオラ・ド・レセップス 山本紗衣

若く貴族のお嬢様でありながら、物の本質を見る賢いお姫様。
初々しい見た目とみずみずしい身体は、ジュリエットを彷彿とさせます。
女王に意見する豪快さ、真実を追求し、愛を求める純粋さ、すべてに好感がもてました。
本当にもぎたての桃みたいに甘くいい香りがしそうな山本さんの演技に注目です。
ニューヒロイン山本さんの今後に期待してます♡

クリストファー・マーロウ 田邊真也

重鎮になりつつある田邊さん。相変わらず細いですが、筋肉が増えたと思います!
以外と腕ががっしりしていました。
クリストファー(キット)はシェイクスピアのよきアドバイザーであり、ライバルであり親友です。
お兄さんのように見守り励まし、とても素敵な役でした。
心に残ったのが、キットが死んだ場面。
讒言によって死んだのか、本当のところはわからないように作っているのが、
シェイクスピアへのメッセージだと感じました。
どうやって死んだかなんて、問題じゃないということ。
大事なのは、その死を嘆いてシェイクスピアの時間が止まっているのはいけないということ。
これは、誰にでも当てはまる出来事かなと思いました。

バーベッジ 阿久津陽一郎

阿久津さん健在でうれしいです!!
最初は嫌みな役ですが、最終的に役者という絆で結ばれた仲間になるので、
温かい気持ちになりました。
やっぱり兄さんがいないと四季は締まりません!!

ウェセックス 飯村和也

「ロミオとジュリエット」で言えば、パリスですね。
飯村さんのエロイおじさんがとても人間臭く怪演していました。

フェニマン 志村要

志村さん!いつもながらいい味ですねえ。重鎮というより四季の名刺的な顔ですよね。
劇団四季好きなら、志村さんのネチッこい演技好きですよね?!

ティルニー 味方隆司

味方さんもどハマりな役でした!
最後にあっと言わせるあの演技、どうやってぶち破っているのでしょうか?
みなさん、びっくりする最後です。お楽しみに…

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まとめ

新作「恋に落ちたシェイクスピア」東京公演は9月には京都へ行き、また10月に東京に戻ってまいります。
まだ観ていないという方は、一度ご覧になってはいかがでしょうか。
ストレートプレイというほど重々しくなく、ロマンと言葉の妙に尽きる世界観です。

宝塚版とは違った作りです↓

(上記抜粋公式HPより)現在上演中の宙組「シェイクスピア~空に満つるは、尽きせぬ言の葉」を観ました。シェイクスピア本人のお話です。シェイクス...
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